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『海舌』 -(世界の深層から動向を推理!)
http://kaisetsu.ameblo.jp/
2005-04-02 11:51:56 Posted by kaisetsu
『産経新聞』の虚偽報道
テーマ:掲示板
Subject: 『産経新聞』の虚偽報道日付: Sat, 2 Apr 2005 01:28:50 +0900
http://kaisetsu.ameblo.jp/entry-2f7a49c663ab19ac85116eacc34ca106.html
ーーーー俵義文です。
【転載歓迎】3月3日のMLで「文科省が「つくる会」支援を具体化」と題して、日本の前途と歴史教育を考える議員の会が、「つくる会」の要求を代弁して出した、文科省への「6項目の提案」に、文科省がほとんど応じる回答をした、と報じた『産経新聞』の記事を紹介しました。(これについては最後に貼り付けました)「つくる会」はHPでこれを大きく紹介し、また、最新の会報『史』3月号でも、文科省が「議員の会」の提案を「大筋で了承した」と書いています。この問題は大変重要なので、私は、民主党、共産党、社民党の国会議員に、事実の確認をしてほしいと要請していました。これについて、本日(4月1日)、共産党の石井郁子議員が文科省から聞き取りを行い、その内容の報告をいただきました。その報告を以下に掲載します。これによれば、『産経新聞』の報道は虚偽であり、この虚報を最大限利用して、「つくる会」が採択制度を自分たちに有利なものにしようとする姑息で許しがたい実態が見えます。教科書採択制度通知について 4月1日文部科学省教科書課 大西啓介課長補佐からレク
● 毎年通知をだしている。今年度は4月上旬を予定している。4月6日以降で6日から一定遅れる場合がある。
● 内容だが、ペーパーは出せないが14年8月30日の「教科書制度の改善についての(通知)」を「表現ぶりを詳しくするもので、再確認するものとなる」
● 3月2日の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」に山中審議官が参加し、発言しているのは事実だが、産経で報じられているような「市を単独の採択地区とする」というようなことはいっていない。むしろ「市単独は困難であり、単独でやりたくないと言うところには指導できない」との立場を明確にしており、我々も記事を見てびっくりしているところである。
● また、「我が国の歴史に対する愛情を深め」という(学習指導要領の)目標にそくして各教科書の違いが簡潔・明瞭にわかるよう指導するとかいてあるが、そのようなこともいっていない。「各教科書の違いを明確にするための資料」であり「平成14年通知」の「各都道府県の教育方針と合致しているか、学習指導要領の内容等のどの点を重視しているか」ということであり、各目標にそくしてなどとはいっていない。この点については各都道府県から「文科省はそこまで踏み出したのか」と問いあわせがきているのでそのようなことはいっていないと説明している。また4月22日に担当者会議を開くのでその場でも徹底したい。
● また、「教育委員会の決定は選定委員会や調査委員会など下部機関の示した選定資料にも拘束されないことも再確認した」など書いているがそのようなこともいっていない。
● 「教育委員会の非公開」や「都道府県の同日採択決定」については文科省として指導できないと説明したことは事実だ。 通知が出され次第石井議員には通知文書を届けたい。
以上
ここからが前に掲載したものです。 俵義文です。「産経新聞」が3月3日付け1面に次のような大きな記事を載せています。文科省が出そうとしている「通知」の内容も重大な問題がありますが、まだ出ていないのに、それを、文科省幹部が、自民党の議連の会合に出て、発表するということ、それを「産経新聞」だけが記事にするということ、どれをとっても異常なことです。 ここからは、【新聞記事につき転載禁止】なので、必要な方は、要約してお使いください。 http://www.sankei.co.jp/news/morning/03iti003.htm 中学教科書採択 教委の権限明確化 制度改革めざし通知 文科省方針