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(回答先: 「国家の罠」という凄い本--「これは国策捜査だ」内幕手記 投稿者 古米 日時 2005 年 4 月 01 日 20:04:43)
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_04/t2005040123.html
外務省キャリア、辞職翌日に告発手記「拉致交渉は敗北」
外務省キャリア 食糧・医療支援効果ゼロ
北朝鮮による拉致問題を担当していた外務官僚が、1日発売の「月刊現代」に衝撃手記を発表した。タイトルは「外務省は壊れている−小泉札束外交大批判」。拉致交渉を「日本外交の敗北」と断言し、小泉純一郎首相が進めた食糧支援を「費用対効果ゼロ」と斬り捨てている。
手記を記したのは外務省北東アジア課課長補佐として、北朝鮮班長を務めていた原田武夫氏。昨31日付で12年間務めた同省を辞職した。
きっかけは昨年11月の日朝実務者協議。拉致問題の決着をつけるため、藪中三十二アジア大洋州局長(当時)らと乗り込んだ平壌で、北から事実上の「ゼロ回答」を付きつけられ、「『日本外交の真実』を日本のために論じなければならない」と決意したという。
原田氏は手記で、首相が昨年4月の列車爆破事故後に国連を通じて行った10万ドルの緊急医療支援や、同5月の日朝首脳会談に際し、国際機関を通じて行うことを決めた食糧支援25万トン及び1000万ドル相当の医療支援について、「費用対効果は、ある意味、ゼロだった」と一刀両断。
そのうえで、日本外交に決定的に足りないものを、「すべての政策決定の前提となる『情報』だ。(最も必要なのは)内閣総理大臣に直属した単一の『情報機関』を設置すること」といい、日本版CIAといえる機関の設置を強く訴える。
原田氏はこうした主張を省内で唱え、若手官僚の賛同を得たが、地位が高い先輩官僚らは保身のためか無視したという。
拉致問題の解決については、「北には依然として、特殊機関を中心として『裏』の世界がある」「『表』の世界からは『裏』の世界に絶対に入れない」といい、冷戦のベルリン郊外で、東西の情報機関同士が行っていた捕虜交換について触れ「情報機関の創設こそ、問題解決にあたっての本当の鍵となるはず」と指摘している。