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26日午後8時半ごろ、新潟県小千谷市●生(●はくさかんむりに稗、ひう)の旅館「篠田館」(篠田良信さん経営)で、浴場の屋根が積雪の重みで崩落し、男性2人が生き埋めになったと110番通報があった。小千谷署や小千谷地域消防本部が約1時間後に2人を救出し、2つの病院に搬送したが、2人はともに死亡が確認された。県警は27日朝から浴場付近を実況見分し、崩落した原因などを調べる。
死亡したのは近くの仮設住宅に住む会社員五十嵐平二さん(62)と、同県神林村小口川、土木作業員伴田明さん(43)。伴田さんは宿泊客で、鉄道の復旧工事のため小千谷市に来ていた。五十嵐さんは宿泊しておらず、入浴するために篠田館を訪れていた。
浴場は平屋建てで広さ20平方メートル程度。男湯と女湯に分かれ、木造2階建ての旅館旧館と棟続きになっていた。
たまたま2人が入浴している時に旧館の屋根から雪が落ち、それが浴場の屋根を直撃したため、男湯の屋根が押しつぶされた可能性があると小千谷署はみている。
積雪は1.5メートルほどあったといい、篠田さんは「屋根の雪下ろしは毎日やっていた」と話している。崩落した当時は6人が宿泊していた。
篠田館は信濃川のほとりにある旅館。昨年10月23日の同県中越地震で壁にひびが入り、天井が落ちそうになるなどの被害があり、市は「半壊」と認定していた。
近所の人によると、地震で壊れた屋根のところどころにブルーシートをかけて雪をしのいでいた。先週はひと晩で50センチ以上も雪が積もったことがあったが、この2、3日は激しい雪も降らず、近所では雪下ろしをしている人の姿も見かけなかったという。
中越地震で篠田館は玄関脇の自動販売機が倒れてガラスが散乱。電気、水道、ガスも止まったが、篠田さんらは避難所には行かずに客室を一つひとつ片づけて間もなく営業を再開し、復旧工事の関係者らに部屋を提供してきた。
お湯が使えるようになってからしばらくは、浴場を住民に無料開放していた。近所の女性(37)は「この辺りは水の復旧が遅かったので、みんな助かって昼間から利用していました」とショックを隠せない様子。近所の男性(70)は「被災しながら、がんばろうとしていた中での事故。残念だ」と話した。
★地震直後の新潟で、こうした事態は十分予測できたはずだ。政府は人道支援を言うなら、まず自国民を助けろよ。豪雪が続き、半壊の家が次々に倒壊しているのだ。そのさなかの事故である。これでは、新潟被災者を見殺しにした、と言わざるを得ない。
小泉や外務省は、国際的な舞台では大見栄を切って、大量の税金を拠出することを厭わないが、日本国民にはケチで、冷淡で、非常だ。官邸に美術品を飾る金はあっても、被災地の雪下ろしや半壊家屋の修復を補助する金は出さない。自分たちの利益にならないからだ。
自衛隊も、サマワや津波被災地に行っている場合ではないだろう。自国民を守れよ。そんなことができないで、何が憲法改正だ、集団的自衛権だ。こんなことでは、現状では、日本がもし攻められでもしたら、政府、政治家、官僚、自衛隊幹部が真っ先に金目のものを持って逃げ出すに違いない。