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(回答先: 西尾幹二の主張です。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 3 月 16 日 22:08:15)
彼の論が正しいのは次のくだりです(他はけっこうあやしいというか、呆れたものが多いです(笑))。
「同法が2年前に廃案になったのは第四十二条の四項のメディア規制があったためで、今度はこれを凍結して、小泉内閣の了承を得たと聞くが、問題はメディア規制の条項だけではない。ご覧の通り全文が左翼ファシズムのバージョンである。もちろん、機軸を変えれば共産党、社民党弾圧にも使える。自由主義社会の自由の原則、憲法に違反する「人権」絶対主義の狂気の法案である」(西尾幹二)
【※この文言の前には「自民党政府は自分で自分の首を絞める法案の内容を、左翼人権派の法務官僚に任せて、深く考えることもなく、短時日で成立させようとしている」とありますが、”左翼人権派”というのは彼の妄想です。】
「左翼ファシズムのバージョン」というのも彼の妄想です。
正しい、というのは「機軸を変えれば共産党、社民党弾圧にも使える」という点なのです。
これは「機軸を変えれば公明党、自民党にも使える」と言い換えることもできます。
宮台真司氏は『個人情報保護法案』の時に、政治家たちに法案反対のロビー活動をしていましたが、その際次のようなことも話したそうです。
「いつまでも与党に居られると考えるのは誤り。いつか野党に転落した時、この法案(『個人情報保護法案』)は今度はあなたの口を封じるものになります」
ちなみに、『個人情報保護法案』の危険性を最初に看破したのは、薬害エイズ禍の被害者の川田龍平君のお母さんの川田えつ子衆議院議員です。法案の根回しのために官僚は各議員のところを回っていたのですが、息子を薬害の被害者にされた人間を甘くみたようです。