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十和田市の東北新幹線牛鍵トンネル崩落事故で、鉄道・運輸機構の岡崎準副理事長らが15日、三村申吾知事に事故の経過報告をした。岡崎副理事長は、あくまで10年度の新青森駅開業に影響がないことを強調。三村知事は「人的被害がなく、不幸中の幸いだった。地元にとれば不安なので、連絡通報体制の確立を強く希望する。被害を受けた地権者には誠意を持った対処を。安全を第一に配慮して仕事をお願いする」と述べた。
岡崎副理事長は事故発生後、県や市への連絡が遅れたことについて「連絡体制について、注意を喚起した」と話した。
鉄道・運輸機構はまた、トンネル建設工事を請け負った共同企業体(JV)の4社を指名停止にしたと発表した。日本国土開発、りんかい日産建設、古久根建設、田中組の4社で、トンネル崩落事故を起こし、地上の田畑が陥没して損害を与えたことが理由という。
期間は14日から7月13日までの1カ月間で、同機構が新たに発注する東北新幹線建設局管内(青森、岩手両県)の工事が対象。【長谷川典義】
毎日新聞 2005年6月16日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/news/20050616ddlk02040360000c.html
2005年6月8日(水)
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トンネル崩落で通報遅れに不満/知事
十和田市の東北新幹線牛鍵トンネル崩落事故で、県への通報が事故後七時間以上と遅れたことについて、三村申吾知事は七日の定例会見で「もっと早く第一報を入れてほしかった」と、工事を担当する鉄道建設・運輸施設整備支援機構の連絡体制に不満を示した。
事故は五月三十一日午後十一時半ごろ発生したが、県の本庁に最初の連絡があったのは翌六月一日午前七時前。このことについて三村知事は「事故発生時は夜中で、安全対策などをしていたということもあろうが、やはり担当部署には早めに報告があればよかったと思う」と述べた。
また、崩落現場の復旧やトンネル工事の再開に向けて「現地は交通量の多い道路や田畑があり、地域住民に不安もある。分かることはその都度、情報開示を徹底し、安全最優先で進めていただきたい」と語った。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/shinkansen/news2005/0608_1.html