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□35億円貴金属強盗、男女を欧州で拘束 [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050615-00000014-yom-soci
35億円貴金属強盗、男女を欧州で拘束
東京・銀座の宝石店で昨年3月、国内の強盗事件の被害額では過去最高となる総額35億円相当の宝石や貴金属が強奪された事件で、警視庁築地署特捜本部は15日、強盗傷害容疑で逮捕状を取り行方を追っていた外国人4人のうち、セルビア・モンテネグロ国籍の男女2人が同国内で身柄を拘束されたと発表した。
別の同国籍の男(35)もデンマークで身柄拘束されたとの情報があり、確認を急いでいる。
日本とセルビア・モンテネグロの間には、犯罪人引き渡し条約が結ばれていないため、2人の身柄は日本に移されず、現地の国内法に基づいて処罰される見通し。
身柄拘束されたのは、男のラソビッチ・ジョルジェ(40)、女のパナヨトビッチ・スネザナ(22)の両容疑者。
調べによると、ラソビッチ容疑者らは昨年3月5日正午前、中央区銀座5の宝石店「ル シュプール ディアマン クチュール ド マキ」に客を装って入店。男性店員に催涙スプレーを吹きかけ、顔を殴るなどの暴行を加え、ガラスのショーケースをハンマーで割り、約30億円相当のネックレスを含む計10点の宝石など(総額約35億円相当)を奪った疑い。
ラソビッチ容疑者と別の男が店内にいる間、パナヨトビッチ容疑者と英国籍の女(55)が同店前の喫茶店などに見張り役として待機していたとみられている。4人は事件後、パリへ逃亡、うち英国籍の女は母国に帰国していたことがわかっていた。
ラソビッチ容疑者らは、現地時間の13日に身柄拘束され、15日夜、警視庁に連絡が入った。
4人は、欧州などで宝石店強盗などを繰り返している国際犯罪組織「ピンク・パンサー」のメンバーだった疑いもあり、特捜本部で確認を急ぐとともに、奪った宝石などの処分先を調べている。
(読売新聞) - 6月16日0時7分更新