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中国人強盗団逮捕へ
広域10件二十数人 2億円超す被害
昨年十二月、埼玉県狭山市の会社社長宅で現金約一億四千万円などが強奪された事件で、中国人を中心とし、広域で犯行を重ねていた緊縛強盗団が関与していた疑いが強まり、埼玉、神奈川、栃木、石川県警の合同捜査本部は十三日、中国人の男六人と日本人の男一人の七人を強盗の疑いで近く逮捕する方針を固めた。
この七人を含む中国人と日本人の二十数人が埼玉、神奈川、栃木の三県で約十件の強盗事件を重ねていたことも判明。捜査本部は関与が判明したメンバーを強盗傷害、強盗容疑で逮捕する。被害総額は二億円を超えるとみている。
狭山市の事件で逮捕するのは、いずれも中国籍で、住所不定の無職(25)、大阪市の同(25)のほか、京都府の日本人の男ら七人。
調べでは、男らは昨年十二月十五日朝、狭山市水野のゴルフ場経営会社社長(36)宅に押し入り、家族三人の手足を粘着テープで縛って現金約一億四千万円や高級腕時計十五個(計約三千万円相当)を奪った疑い。
この強盗団は、昨年十月二十五日未明、横浜市瀬谷区の会社社長宅で約一千万円を強奪した疑いも持たれている。
強盗団の一部は、MDMA(合成麻薬)の密売にかかわっていた疑いもあり、麻薬取締法違反容疑でも捜査する。
この強盗団のうち、中国人六人と日本人の会社員男(55)の七人は、今年三月七日未明、石川県穴水町のパチンコ店経営女性宅に押し入り、現金約五百五十万円や指輪など貴金属七点(計約三千七百万円相当)を奪って逃げたが、石川、滋賀県警に同県米原市の名神高速道路上で発見され、強盗容疑で逮捕されていた。この七人のうち中国人四人が狭山市の事件に関与した疑いが持たれている。
強盗団は「福建グループ」といわれ、中国福建省出身の中国人で構成。大阪、横浜両市を拠点としていた。同省出身の三十代とみられるリーダー格の中国人が統率。事件ごとにメンバーが集められ、地理に明るい日本人が運転手役を務めていたとみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050613/eve_____sya_____000.shtml