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(回答先: 金属片は車両の一部=形状、色が一致−事故現場で確認・埼玉県警(時事通信) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 6 月 03 日 21:07:45)
【関連】 ガードレール金属片
関東だけで4700個超
全国のガードレールから鋭利な金属片が見つかっている問題を受けて、関東地方の各自治体や国交省国道事務所が三日、緊急点検したところ、一都六県で見つかった金属片は少なくとも四千七百個を超えることが分かった。都内では同日だけで新たに百七十五カ所で金属片を発見。すべての道路の検査が終わっておらず、さらに数は増えそうだ。現場の状況もさまざまで、関係者の見方も、いたずら説と事故説などに分かれている。
江戸川区では計十三カ所で金属片が見つかった。うち十一カ所は荒川や江戸川の堤防沿い道路で車の通行は多いが、民家や歩行者は少ない。ガードレールが変形していないことから、同区は故意に差し込まれた可能性が高いとみている。
「事故説」を有力視するのは葛飾区。金属片が見つかった中川沿いの堤防道路十二カ所の状況から車の衝突による可能性が高いとみている。
世田谷区は区道十二カ所で金属片を発見。長さは二−十五センチの三角形のものが多く、ガードレールの継ぎ目やボルトとのすき間に挟まっていた。
新宿区と渋谷区では、区職員がそれぞれ長さ約十センチの金属片を見つけ、警視庁戸塚、原宿両署に届けた。
足立区では四カ所で発見、いずれも先端がさびていて、中にはガードレールに何かが擦ったような跡もあったという。
約十四センチの三角形の金属片があった板橋区三園の区道では、ガードレールのボルトがゆるめられた跡があり、同区は高島平署に通報した。
北区堀船で見つかった長さ四センチの金属片には、塗装が付いていたことなどから、事故の可能性が高いとみられる。
ほかに、墨田、練馬両区で各二カ所、江東区でも一カ所で金属片が見つかっている。
多摩地区では三日、既に多量の金属片が見つかっている青梅市のほか、十六市町村の百二十五カ所から金属片が見つかった。青梅市内では数年前、ジョギング中の男性が金属片に接触し、足に軽い切り傷を負う事故が起きており、警視庁ではほかにもけが人がいないか、調べている。
◇
東京都以外の関東各県でも多数の金属片が発見されている。県や各県にある国交省国道事務所などの調べでは、確認されているだけで神奈川県約九百個、千葉県千四百八十八個、埼玉県では少なくとも七百個以上、栃木県約四百六十個、群馬県七百五十四個、茨城県二百十九個に上っている。
■自損事故での付着例を公表 埼玉県警
ガードレールから金属片が発見されている問題で、埼玉県警行田署は三日、同県吹上町で五月初めに起きた乗用車の自損事故で、ガードレールにドアの一部が付着した例を公表した。
同署によると、五月三日午前三時ごろ、同県行田市の男性(43)の乗用車が吹上町の県道で道路右側のガードレールに衝突。右側運転席ドアの付け根に近い部分の二カ所がはがれるような三角形の穴が開いた。
吹上町の自動車販売業者で、各地で発見されている金属片と同じような三角形の穴がドアに開いた乗用車の廃車を発見。事故現場のガードレールの継ぎ目に残っていた長さ十七センチほどの金属片一個と穴の形や塗料の色が一致した。
もう一個は、現場では見当たらなかったという。
同署は衝突した際、ドアがガードレールの継ぎ目に引っ掛かって一部がはがれ金属片が付着したとみている。
行田市では五月二十八日、自転車の中学一年男子生徒(12)が、金属片で左足に負傷する事故があったが、同署は故意に金属片をガードレールに付けたか、交通事故で残ったものか、両面で慎重に調べている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050604/mng_____sya_____006.shtml