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減速せず、乗り合わせた運転士証言
事故を起こした電車に乗り合わせたにもかかわらず、乗客を救助せずに出勤していた運転士が、「電車は減速せず、非常ブレーキをかけた感じもしなかった」と話していることが、JNNの取材で明らかになりました。
尼崎市の事故現場には、遺族や友人、そして事故車両から救出された人、暑かった5日もたくさんの人が献花に訪れました。
ところで、乗客として乗り合わせていたJRの運転士が、重要な証言をしていることがわかりました。乗客として乗っていた運転士2人は、救助に加わることなく上司の指示でそのまま出勤していましたが、このうち尼崎電車区に所属する6両目に乗っていた27歳の運転士は、「電車は減速せず、非常ブレーキをかけた感じもしなかった。その後、地震のような揺れを感じ、床に転がった」と証言していることがわかりました。
運転士はその後20分ぐらい車両の中にいましたが、警察官が到着した後「ここにいても邪魔になる」と思い、職場に向かったと話しているということです。警察は、運転士が通勤で毎日乗っている上、福知山線の運転していることからこの運転士の証言を重要視していて、本人から詳しく事情を聴く方針です。
JNN(5月5日17:09)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050513-00000156-kyodo-soci
2運転士から参考人聴取へ JR脱線事故で捜査本部
兵庫県尼崎市のJR福知山線で快速電車が脱線した事故で、尼崎東署捜査本部は13日、脱線した電車に乗り合わせ、現場から立ち去ったJR西日本の運転士2人を事情聴取する方針を固めた。
事故前の電車の走行状態について乗務経験に基づく証言を求め、原因解明に向けた資料とする。
2人は森ノ宮電車区所属の50代の運転士と尼崎電車区所属の20代の運転士で、それぞれ4両目と6両目に乗車し無事だった。
これまでに捜査本部は、電車の乗客を対象に聞き取り調査を進め「いつもよりスピードを上げて走っていた」という証言のほか「脱線直前に急ブレーキがかかった」「カーブ手前の直線で異常な揺れを感じた」などという証言を得た。
ただ、こうした証言は大事故を経験した後のため、主観的な感想が含まれていたり、記憶があいまいだったりする可能性がある。日常的に電車に乗務する2人は事故前の速度や振動、ブレーキがかかったタイミングなどを正確に記憶している可能性が高く、捜査本部は参考人としての聴取が不可欠と判断した。
(共同通信) - 5月13日18時31分更新
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