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尼崎脱線事故:
全国で置き石など相次ぐ 5日だけで9件も
兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故以降、全国各地で線路への置き石などが相次いでいる。毎日新聞が調べたところ、粉砕痕を含めた線路上のトラブルは、5日だけで計9件(8県)に上り、地元警察署が列車往来危険容疑などで捜査している。けが人は出ていない。
5日午後8時半ごろ、千葉県成東町のJR東金線踏切付近で、線路に自転車が横倒しに置かれているのを普通電車の運転士が発見、急ブレーキをかけたが間に合わず、電車は自転車を約180メートル引きずって停止した。乗員・乗客27人は無事だった。約2時間後に運転を再開したが、約600人に影響が出た。
脱線事故のあったJR西日本管内では、職員が沿線を点検中、午後2時55分ごろ、神戸市東灘区の東海道線で約10センチの粉砕痕を見つけた。石川県津幡町では北陸線普通電車の運転士が異音に気づき緊急停車したところ、レールの3カ所に粉砕痕が見つかった。JR九州管内では、佐賀県上峰町の長崎線と熊本県宇城市の鹿児島線で粉砕痕が見つかり、電車が現場に10分ほど停車した。
東京都府中市の京王電鉄をはじめ、私鉄でも粉砕痕が次々と見つかった。大阪府内では、夕方から深夜にかけて、枚方市の京阪電鉄交野線、東大阪市の近鉄奈良線で、運転士が異状に気づいて電車を止め、粉砕痕を見つけている。愛知県では岡崎市の愛知環状鉄道線で、普通列車の運転士が異音に気づき、緊急停車した。
英訳はこちら
http://mdn.mainichi.co.jp/news/20050506p2a00m0dm008001c.html
毎日新聞 2005年5月6日 11時51分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050506k0000e040045000c.html