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05/06 16:33 ひかり号銃撃事件が時効 車体の200カ所に弾痕
名古屋市中村区のJR東海名古屋車両所で二〇〇二年五月、博多
発名古屋行き新幹線ひかり174号の車体に散弾銃による銃撃痕が
見つかった事件は七日、器物損壊、新幹線特例法違反の両罪の公訴
時効(いずれも三年)が成立。
愛知県警中村署捜査本部は延べ約二万四千人の捜査員を投入した
が、動機や容疑者の特定には至らなかった。
捜査幹部は「新幹線という日本の大動脈に対する悪質な犯行であ
り、引き続き関連情報の収集に努める」としている。
調べでは、車体にあった弾痕は、ひかり174号が名古屋駅到着
後の〇二年五月七日午後十時十八分、点検中の作業員が発見。二号
車から三号車にかけて、楕円(だえん)状に約二百カ所残っていた
。
同列車の停車駅で、進行方向右側の車体の被弾部分がホーム側を
向くのは新大阪だけ。始発の博多から新大阪までの間に弾痕の目撃
情報がなく、捜査本部は新大阪を出発後に被害に遭ったとみて捜査
。新大阪―名古屋間で、狙撃可能な場所を十数カ所まで絞った。
使用された散弾は直径二・二五―二・七五ミリ。小型の鳥を撃つ
のに使われるものとみられる。
新幹線を狙った事件では岐阜、滋賀の両県で一九九三年と九八年
、レールにワイヤやチェーンが巻き付けられたり、レール固定用ボ
ルトが引き抜かれる被害が発生したが、いずれも時効が成立。二〇
〇〇年四月にはJR東海に五億円を要求する脅迫文が送り付けられ
、中村署捜査本部が恐喝未遂容疑で調べている。
20050506 1633
[2005-05-06-16:33]