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(回答先: JR福知山線の事故で運転士2人が乗客を救助せず放置し、そのまま別勤務へ【時事通信】 投稿者 名無しB 日時 2005 年 5 月 03 日 20:42:09)
□電車に乗っていた運転士2人のやりとり公表 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050504-00000053-mai-soci
<尼崎脱線事故>電車に乗っていた運転士2人のやりとり公表
尼崎脱線事故を起こした快速電車に乗り合わせたJR西日本の運転士2人が救助活動をせずに出勤した問題で、同社は4日、運転士と所属電車区の当直係長とのやりとりを公表した。尼崎電車区の当直係長(46)は、携帯で事故を報告してきた運転士に「時間があるので遅れないで来て下さい」と答えており、会見した村上恒美安全推進部長は「出勤要請と受け止められても仕方がない」と釈明している。
同社は、運転士が2人とも所属電車区の当直係長に事故状況などを電話連絡したことを認め、森ノ宮電車区の運転士だけが連絡したとの3日の発表を訂正した。
一方、2人が所属する西日本旅客鉄道労働組合(JR西労組)の森正暁委員長は4日、「2人は現場で人命救助にあたるべきだった」と謝罪。一方で「勤務を優先させた指示は許し難い」と同社の体質に問題があると批判した。
また、尼崎電車区の運転士は午前10時から行われる大阪支社長の講演に出席する予定だった。講演は事故直後の同9時半に中止された。
◇
尼崎脱線事故を起こした快速電車に乗り合わせた運転士2人が、救助活動をせずに出勤した問題で、JR西日本は4日、運転士と当直との具体的なやり取りを発表した。その内容は次の通り。
【森ノ宮電車区の運転士】
<午前9時20分ごろ>
●当直の証言
運転士「乗っていた電車が脱線しました」
当直「どこですか」
運転士「宝塚線、塚口出たところです」
当直「けがは」
運転士「別に大丈夫と思います」
当直「出勤経路、阪急もあるけど、状況はわかりますか」
運転士「……」
当直「状況分かれば連絡ください。今日は何行路ですか」
運転士「44行路です」
●運転士の証言
運転士「脱線して行かれないかもしれない」
当直「けがはないのか」
運転士「けがはない」
当直「状況はどうですか」
運転士、返答せず電話を切る
<午前9時25分ごろ>
●当直の証言
運転士「もうめちゃめちゃです」
当直「もう一度聞きます。けがは」
運転士「大丈夫です」
当直「先頭車両に乗車してたんですか」
運転士「いいえ、中間で4両目だったと思います」
当直「脱線状況は」
運転士「前の方がめちゃめちゃですわ」
当直「本当にけがないんですね」
運転士「はい、今日44行路、10時31分、出勤できそうにありません」
当直「分かりました。その後の状況わかれば連絡ください」
運転士「はい」
●運転士の証言
運転士「脱線して負傷者が多数いる」
当直の返答は覚えていない。
<午前9時半ごろ>
●当直の証言
運転士「これから阪急電車に向かいます」
当直「下車できるんですね」
運転士「もう下車しました」
当直「大阪着いたら連絡ください」
運転士「はい」
●運転士の証言
運転士「阪急電車を使って行きましょうか」
当直「はい」
<9時58分ごろ>
●双方の証言
運転士「大阪に着きました。今から環状線に乗ります」
当直「わかりました」
【尼崎電車区の運転士】
<午前9時44分ごろ>
運転士「電車脱線しています。その中にいます」(当直は「記憶にない」と言っている)
当直「電車脱線しているのですか。今日は何時出勤ですか」
運転士「14時9分です」
当直「まだ時間があるので、遅れないで来てください」
運転士「はい」
(毎日新聞) - 5月5日0時24分更新