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04/29 17:00 ボルト抜き事件が時効成立 岐阜の東海道新幹線
岐阜県関ケ原町の東海道新幹線下り線で一九九八年に起きたレー
ル固定用ボルト引き抜き事件は三十日、往来危険罪の公訴時効(七
年)が成立。
延べ約八万人の警察官が投入されたが、犯人像や動機は絞りきれ
なかった。県警幹部は「残念だが、今後も新幹線沿線の警戒を続け
、再発防止に努める」としている。
県警は現場で見つかった油圧ジャッキとパイプレンチに注目。製
造元や生産時期は判明したが、大量に市販されており販路は特定で
きなかった。
パイプレンチには引き抜かれたボルトに付いたものと合致する傷
が残っており、県警は犯行に使用されたと断定。油圧ジャッキの関
連性は確認できなかった。
調べでは、事件は九八年四月三十日早朝に発覚。直径二・三セン
チ、長さ一八センチの金属製ボルト二十五本が引き抜かれていたの
を作業員が発見した。同月二十八日午前一時ごろに作業員がレール
を点検した際に異常はなく、県警は二十八日深夜から三十日早朝に
かけ、何者かが線路内に侵入して抜いたとみている。
現場周辺では九三年、レールにワイヤやチェーンが巻き付けられ
る事件が相次いで発生。いずれも現場に中国の思想家、墨子を名乗
る犯行声明文が残されていた。両事件とも〇三年に時効が成立。県
警は「墨子を語った二事件と、ボルト引き抜き事件との関連は不明
のままだ」としている。
20050429 1700
[2005-04-29-17:00]