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JR福知山線の脱線事故で、電車が現場の右カーブに入ったところで、1両目が左に傾き、直後に横倒しになったことが30日、目撃者の証言でわかった。
電車は横倒しのまま滑るようにマンションに激突したといい、「転覆脱線」とほぼ断定した国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調査内容を裏付ける格好となった。
目撃したのは尼崎市内の主婦(20)。当日の午前9時過ぎ、子供を保育園に送るため、自動車で自宅を出て、事故の直前、現場の南西約50メートルにある踏切で、南下してくる快速電車の通過を待っていた。
ところが、電車がカーブに入った際、大きな音がし、1両目下部から火花が出ていた。同時に車体が左側に傾いて、そのまま横転、砂煙を上げて直進し、マンションに激突したという。
また、衝突現場の北約100メートルで、線路と並行して走る道路を、自転車で南に向かっていたタクシー運転手の男性(63)も目撃していた。
「車両がどんどん左に傾き、片方の車輪が浮いたまま、カーブを曲がり切れず、直進した。カーブに差しかかると、突然、電車の音が小さくなった。ブレーキ音は聞こえなかった」と話している。片輪が線路から離れたため、音が小さくなったとみられる。
(読売新聞) - 5月1日3時4分更新