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http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou05/0430ke92470.html
「日勤教育」見直し意向 JR西日本
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2005/04/30
尼崎JR脱線事故で、JR西日本の村上恒美・鉄道本部安全推進部長が二十九日会見し、ミスをした運転士に課される「日勤教育」のあり方について改善する意向を示した。また他の鉄道事業者に比べ、導入遅れが指摘されている「自動列車停止装置(ATS―P)」について「私どもなりに京阪神の主要路線を中心にかなり導入してきた」とし、安全軽視を問う声に反論した。
事故後、同社関係者の間からは、オーバーランなどミスを犯した運転士らに対する再教育を疑問視する声が噴出。過度の心理的負担を強いているとの相次ぐ指摘に、村上部長は「今回の事故を真しに受け止め、マイナスになる部分があれば、見直さなければならない」と述べた。
ATS―Pへの投資額がここ数年、低水準になっている点には「車上と地上の両方で装置の設置を進めてきたが、二〇〇〇年度でほぼ車上の搭載は終わったことで投資額が減った」と説明。また、六月中に使用を始める予定だったJR宝塚線のATS―Pについて、国交省の保全命令の影響で、「使用開始が遅れる可能性もある」とした。
一方、無人の状態を想定し、事故現場のカーブで脱線する危険速度を算出していた点については、「今回の事故の実態に合う条件を設定するのが難しかった」と説明。乗客五百八十人であらためて危険速度を算出するよう求める質問もあったが、「捜査にかかわることなので慎みたい」とした。
【ワヤクチャ】
これは一歩前進でしょう。
JR西日本内部の指導体質を改善していきましょう。
安全に結びつく指導をしなければ意味がありません。
「遅れを取り戻せ」と強制する事の危険性は充分に分かったはずです。