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(回答先: ダイヤが乱れればお手上げなのですか? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 4 月 28 日 22:20:37)
ワヤクチャさん、どうもです。
最後に、民営化反対で結ばれていますが、それは、やり方次第ですよ。
それなら民間鉄道では、もっと事故が起こることになっちゃうじゃないですか。
かつて、ソ連崩壊後のロシアで、火葬場が民営化されたけど、費用が高くて、遺体がまちにごろごろなんてのが、ありましたけど、それほど、官僚は民営化を理解していない。
民営化は根性でがんばることとは違うし、事故防止に必要な対策は当然、民営だろうとなんだろうと必要なこと。それが、ちゃんと理解できているのか?
地震予知の東海アマ地震予知情報の方が、こんなことをおっしゃっています。
(以下引用)
余談
JR福知山線大惨事について、JR側の置き石説が否定され、運転手の非常識な暴走による結果との結末に落ち着いたようだ。この場合、仮に、近所の子供が小さな置き石をした事実があったなら、強引に冤罪が仕立てられそうな雰囲気だった。JRは戦後最悪の官僚組織の悪弊を受け継ぎ、その体質は未だに徹底したキャリアの特権天国、労働者奴隷地獄となっている。この官僚体質こそ、今回の大惨事の真犯人である。
筆者の実父はSL機関士から国労役員になった。筆者も、新築間もない鉄道病院で誕生した。育った地域は、国鉄関係者と百姓とヤクザしかいない変わった市街だった。JRとは様々な分野で国鉄時代から縁が深い。筆者が最初に就業したのも旧国鉄コンテナ貨物だった。だから、彼らの思想・発想・体質が手に取るように分かる。
国鉄は戦後、最大にして最悪の官僚大組織だった。巨大組織は特権階級を生む。必要とされるのは、極少数の優秀?な指導部と命令に忠実な奴隷だけだ。大学を出てキャリア採用されたなら、わずか22歳の無経験若者がいきなり中堅都市の駅長になり、数十年の経験者を睥睨して従える中世王国なみの封建社会だったのである。
労働者は、どんな不合理でも命令への絶対服従を要求された。だから組織命令に対する絶望的な憤りに満ちていた。国労が戦後最強の大組織に発展したのは、人間性崩壊を要求される屈辱社会だったからなのである。
官僚特権支配階級を死守しようとするキャリア組と、国労との争いは地獄のように熾烈なものだった。それは、総労働対国家の対決だったのだ。そして、国労内部の腐敗、自滅的瓦解によって国労は崩壊させられた。
やがて、もはや救いようのないほど腐乱した官僚体質に、さすがの政権も存続を諦め、民営化が実現したが、官僚達の抵抗は激しく、東西JRとも、キャリアによる支配が続いた。
国鉄の腐敗、崩壊は全部、国労のせいにされ、民営化後、国労追放・弾圧は熾烈を極め有能な人材、優れたシステムは、キャリアの営利優先主義によって追放されることになった。
現在に至るまでJRは、そうした弾圧体質、強権体質、労働者に対して、無条件の奴隷化を要求する非人間的体質はまったく変わっていない。JRバス運転手、JR乗務員が飲酒する理由は、人間としてやりきれない苦悩からなのである。JRバスなど旧労働系受け皿会社では、労働者の定着率が極端に悪い。徹底した奴隷化、苛酷な営利優先主義、しめつけに、みんないたたまれなくなるからだ。そしてキャリア組の特権体質は、営利主義が加わり悪化の一途を辿った。今回の事件は、こうした歴史的なキャリア組特権官僚による、徹底した営利優先主義、労働者奴隷化方針のなかで発生した、あまりにも必然的な事件だったのだ。
「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」
みんなが対等に発言できる組織では、こうした事件は決して起こらない。人の上の人、人の下の人が生まれる組織のなかで、必ず発生する事件なのである。