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磐越道でバス横転 3人死亡、24人けが 福島
28日午前6時10分ごろ、福島県猪苗代町三ツ和の磐越道・猪苗代磐梯高原―磐梯河東インター間上り線で、大阪発仙台行きの近鉄バスが中央分離帯に衝突して横転し、乗客の男性3人が車外に投げ出されて死亡、2人が重体、22人が重軽傷を負った。県警高速隊は、バスを運転していた運転手の矢川孝昭容疑者(49)=大阪府東大阪市=を業務上過失傷害と道交法違反(前方不注意)の疑いで現行犯逮捕した。調べに対し、「運転席左脇の棚の戸が開いていて、閉めようとしてハンドル操作を誤った」などと話しているという。
会津若松消防本部の調べでは、死亡したのは仙台市青葉区の佐藤学さん(18)、岩手県藤沢町の千葉金作さん(63)、鳥取県米子市観音寺の米原文夫さん(56)。
バスは大型の高速路線バスで、近鉄バス(本社・東大阪市)と宮城交通(同・仙台市)の共同運行により大阪―仙台を1日1往復している。事故当時は乗客26人と運転手2人の計28人が乗っていた。
現場は片側2車線の直線道路で、制限速度は80キロだった。
近鉄バスによると、矢川容疑者は運転歴12年9カ月。同社の長距離夜行バスは、2人の運転手が2〜3時間で運転と仮眠を交代しており、矢川容疑者は事故の10〜15分前に猪苗代湖近くのサービスエリアでもう1人の運転手から運転を引き継いだばかりだったという。運転席左脇の棚には、乗客用のインスタントコーヒーや観光パンフレットなどが入っている。
この事故で磐越道は午前6時20分から、猪苗代―磐梯河東間上下線が一時通行止めになった。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050428/K2005042801010.html