現在地 HOME > 日本の事件16 > 480.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 泣き崩れる遺族、「説明ない」とJRへ怒り 宝塚線脱線 [朝日] 投稿者 乃依 日時 2005 年 4 月 26 日 00:26:32)
「口先だけの安全管理」 信楽事故の遺族ら訴え
兵庫県尼崎市で二十五日、JR福知山線の快速電車が脱線、マンションに激突した事故は国内の鉄道史上、有数の大惨事となった。JR西日本では過去にも四十二人が死亡した信楽高原鉄道事故や、救助活動中の救急隊員が電車にはねられる事故が起きている。過去の教訓は生かされなかった。
「あってはならない事故が再び起きた。またか、という印象だ」。信楽高原鉄道とJR西日本の列車衝突事故の遺族らが結成した「鉄道安全推進会議」の吉崎俊三会長(71)は、今回の事故を受けてそう話す。
滋賀県信楽町(現甲賀市)の第三セクター信楽高原鉄道(SKR)の単線上で平成三年五月、SKRの上り列車と、同町で開催中の「世界陶芸祭」に合わせて乗り入れたJR西日本の下り列車が正面衝突。乗客ら四十二人が死亡、五百二十七人が重軽傷を負った。当時のSKR社員ら三人が業務上過失致死傷などの罪に問われ、有罪判決を受けた。
十四年十一月には大阪市淀川区のJR東海道線で、電車にはねられた男子中学生の救助をしていた淀川消防署の救急隊員二人を特急電車がはねた。一人が死亡、一人が重傷を負い、JR西日本の社員三人に有罪判決が言い渡された。
「JR西日本は口では安全管理を徹底していると言ってきたが、実際にはやっていなかった」。そう指摘する吉崎さんは、「再発防止のため社長自らが先頭に立ち、会社を挙げて対策を取らないといけない」と訴えた。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/26na1003.htm