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エコノミストの植草一秀氏が女子高生のスカ−トの中を手鏡で覗いた、という東京都迷惑条例違反で逮捕され、先月罰金50万円で判決は結審した。世間では「著名エコノミストの恥ずかしい過去」というニュ−スで終始したが、この事件を追っていくと、実に不可解・奇妙な事が多く露呈してくる。先ずこの事件には被害者が特定できていないのだ。ただ警官の「目撃証言」のみが一人歩きしている。さらに奇妙な事に警察官は横浜駅から品川駅まで氏を尾行していた。警視庁の警察官が管轄外の神奈川県から品川まで彼を尾行していたとなるとこれは「何かの意図」を持っていると考えざるを得ない。さらに氏を21日間も拘留し、その間家宅捜査までしているのだ。女子高生のスカ−トの中をたとえ覗いたとしても何故家宅捜査までする必要があるのだろうか?
この事件の前から氏の周辺ではある動きが始まっていた。昨年3月、景気の失速と郵政民営化の失敗によって現政権が倒れた場合、新しい政権は積極財政政策を推し進める植草氏を経済閣僚として送り込もうという動きが始まっていた。事実私は2〜3名の国会議員からこの話を聞いており、当時彼が在籍していた早稲田大学関係者からもこの話を聞いたことがある。事件はこの直後に起こったのだ。
氏の周辺では氏の経済政策に反対する現政権中枢閣僚の政策秘書の策謀があった、という動きを掴んでおり、氏の家宅捜査の際に手に入れた氏の人脈に関して現政権はさらなる策謀を始めているという。植草氏の事件によってマスコミを使い「氏の経済政策自体もいかがわしい」という世論を作ることに現政権は成功したのだ。これは郵政民営化の反対勢力を封じ、積極財政政策を阻止し、規制緩和を推し進める「ある集団」によって引き起こされた事件である可能性が高まってきた。