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03年に自殺した北海道民は1531人(男性1095人、女性436人)で、過去最多となったことが道のまとめで分かった。道は自殺者を減らそうと、小冊子「こころの健康だいじょうぶ?」を作製し、無料配布を始めた。自殺の背景には、周囲が気づきにくいうつ病などの精神疾患もあると言われる。小冊子にはうつ病の自己チェックが盛り込まれ、早期対応に役立ちそうだ。
厚生労働省によると、全国の自殺者も03年は過去最多の3万2109人だった。道内の自殺者は89〜96年は1000人前後で推移していたが、96年ごろから急増し、98年には1517人と1500人を初めて超えた。03年は5年ぶりに最多記録を更新した。
同省によると、ストレス社会を反映し、うつ病患者は増えているといわれ、一生のうちに15人に1人がうつ病になると推測されている。しかし、高齢者の場合は認知症(痴呆)と誤解されたり、発症した患者が自分で頭痛と思い込んだために、治療が遅れるケースが多いという。
小冊子は絵本形式で誤解されやすい事例を紹介し、早期対応を呼びかけた。道立精神保健福祉センター(011・864・7121)など道内34カ所の相談窓口が盛り込まれている。精神科や内科がある約4000医療機関、各保健所、市町村に送られた。【田中泰義】
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050403k0000m040126000c.html
北海道はまだ自殺者に対して優しいといえないか。
果たしてどの県が一番自殺者が多いのか調べたくなった。
だからといって何が出来るわけでもないのですが…。