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http://www.sankei.co.jp/
http://www.sankei.co.jp/news/050401/kei116.htm
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ETCレーンで接触2134件 公団、周知徹底せず
高速道路のノンストップ料金収受システム(ETC)専用レーンに進入したトラックなどが
上がらなかったバーに接触するトラブルが続出した問題で、日本道路公団は1日午後、
原因究明のため担当者から事情を聴くなど調査を始めた。
公団によると同日午後9時現在でトラブルは2134件に達し、うちレーンでの追突など
計2件の交通事故もあった。けが人はいなかった。警察庁も情報を収集している。
ETCを使える従来の別納カードから1日導入の新カードへの切り替えを忘れるなど
周知の不徹底が要因。トラブル続発が判明しても料金所などで注意を呼びかけるなど
の対応も不十分で、公団の危機管理体制の甘さが問われそうだ。
公団は1日午後6時から、3月31日で廃止した大口利用者向け別納割引カードでも
通行できるようシステムを順次元に戻した。あらためて契約者にも周知を図り、週末の
状況を見て対応を決める。
近藤剛総裁は「多くのお客にご不便、ご迷惑をかけ申し訳なかった。同じような障害を
起こさないよう全力で取り組む」とコメントし陳謝した。 公団の調べでは、従来の別納
カードは3月現在で約200万枚あり、50万枚は新たなETCを利用した大口・多頻度割引の
新カードに切り替え済み。80万枚は3月末で有効期限切れで、残った70万枚が新カード
への切り替えが必要だった。
事故が発生したのは東名高速の厚木料金所(神奈川)と道央道札幌南本線下り(北海道)。
一方、システム障害は1日未明から半日程度続き、中央自動車道など19路線78
インターチェンジで、ETCが利用できなかったり有人ブースでETCカードを使った支払いが
できなくなった。(共同)
■大口別納割引 大口で高速道路利用の多い物流業者や組合を対象に、利用額に応じて
最大30%割り引く制度。ETC普及に伴い、日本道路公団は2000年、車載器を購入すれば
料金所で止まらずに通行できる「ETC別納カード」を導入した。しかし料金割引を目的に組織
された組合による不祥事などで廃止が決まり、03年から新規加入を中止。これに代わり、
不正利用を防ぐETC利用車対象の新たな「大口・多頻度割引」を今年4月1日から始めた。(共同)
(04/02 00:22)
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