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偽1万円札4億円分、密輸図った韓国人グループ摘発 (読売新聞)
【ソウル=福島恭二】韓国の仁川本部税関は30日、1万円札を模造したシートを仁川港から持ち込もうとした韓国人グループを関税法違反などの容疑で摘発したと発表した。
シートは4億2400万円分に当たり、グループが韓国内で印刷し、昨年8月に横浜港から密輸しようとしたが、税関で見つかるのを恐れて送り返したため、韓国側で発覚した。
摘発されたのは男性4人で、うち無職(37)と旅行社役員(41)を逮捕、2人を任意で調べている。
同税関によると、シート(縦30センチ、横80センチ)は1万600枚。1万円札とほとんど大きさや柄が同じものが、表裏各4枚ずつ印刷されている。記番号や「日本銀行」などの文字はなく、シートの裏側は白紙という。
グループは昨年6月末、日本人らから依頼を受けてソウル市内で印刷した。同8月、偽ブランドのカバンや財布などと一緒に、仁川港から横浜港に向けて「古着」名目で船便でいったん発送したが、日本側の受け取り役が通関チェックが厳しいと判断し、通関手続きを受けずに返送した。同10月、再び仁川港から運び込もうとして税関で見つかった。
取り調べに対し、被疑者らは「日本から持ち込まれた表裏各1枚の原本を印刷した。チョコレートの包装紙に使うためだった」と供述している。
[ 2005年3月30日21時37分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story.html?q=30yomiuri20050330i115&cat=35