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2005/3/9
「オタク狩り再び」 時事・社会問題関連 投稿者: 総統
http://orange.ap.teacup.com/altra/36.html
冗談みたいな話ですが、何と本日秋葉原にて再び警察による強引な職質(オタク狩り)に遭ってしまいました。
今日は友人の買い物に付き合う形で秋葉原に来ていました。一昨日私がここで無礼な職質にあったことを友人に話しますと、友人は
「こっちは何もしていないのだからそんなもの応じることない。俺だったら断固拒否するよ。関係ない人間を狩っている暇があったら、裏通りにいる怪しい中国人とかを取り締まれっての!」
と強気で言いました。
私は
「それじゃ、また職質されるかもしれないから、そのときはまかせたよ。」
などと冗談めいて話していました。
このときはまさかそれが現実のものになるなど思ってもいませんでした。自分が連続で職質されるなど冗談にしては話が出来過ぎです。しかし、現実にそれは起こったのです。
中央通りと神田明神通りの交差点で二人で信号待ちをしていたときです。突然背後から、
「警察の者ですが。」
と警官(今回は制服を着てました)が私達に声をかけてきました。
警官は一人だけで、前回同様最近この辺で恐喝、強盗が増えており、鞄の中にナイフなどの凶器を持っている者が多いので職質させてくれと言ってきました。
「それで何で俺達が職質されなきゃいけないのか理解できないんだけど。」
と友人が言うと、警官はパソコンなどの高価な機器を買うために多額の現金を持った人が秋葉原には来る、そういった人達を狙った恐喝事件が増えているので職質していると的外れな返答をしてきました。
「それと俺と何の関係があるわけ?一体どういう基準で人を職質してるんだよ?この人なんか一昨日職質されたばかりなんだよ。」
友人はそう言って私の方を指差しました。
一昨日受けた屈辱と辱めで未だ不快な思いに苛まれていた私はここで怒りを込めて訴えました。
「私が人気のない裏通りなどでこそこそ不審な行動をしていたりしたならまだ分かりますが、なぜ普通に大通りを歩いているだけで職質を受けなければならないのですか?私は一昨日、突然警官に立ちはだかれ、二人がかりで前後をふさがれた上、ポーチの中身をさらけだすように言われました。その上体まで触られ、たいへん不愉快な思いをさせられました。なぜ何も怪しいことをしていない、ただ普通に歩いている人間にこんなことをするのですか?一体どういう基準で選んでいるんですか!」
私がこういうと、警官は
「いや、基準はないんですよ。」
などと平然と答えました。
「それじゃ、手当たり次第ですか!」
私が声を荒げますと、
「ですから、そこは防犯のため皆さんにご協力をお願いしているわけでして、一応任意ですので・・・」
ときまり悪そうに警官が言いましたので、私は
「だったら私は拒否します。二度もこんなもの受ける気はありません。」
ときっぱりと断りました。
すると警官は、
「はい。それでは仕方ありませんので。」
と意外にも素直に引き下がりました。しかし、猶もこの辺は凶器を持った人間が多く徘徊しているので自分達はこうして職質していると警官は言い続けました。
「でもあんたらドライバーとか工具持っているだけで逮捕しているじゃないか!」
今度は友人が反論しました。
「いえ、それは場合によってでして、必要もないのにそのようなものを持ち歩くことは法律上銃刀法違反になる場合もあるわけで・・・」
なおも弁解する警官に対して友人は
「僕らは仕事がら電気工事の仕事もするから、ここには工具も買いにくるんだよ。それじゃこの辺で売っている工具やナイフは持って帰れないじゃないか!どうしろって言うんだよ!」
と大声で言い返しました。
「ですから、それは場合によってでして」
いい加減呆れてきた私も
「でも持っているだけで逮捕してるだろ!」
と怒鳴り返しますが、
「それは逮捕しますよ。法律違反になる場合もありますから。」
といった調子で埒が明きません。
しばらくこんな調子で二人して怒鳴っていたものですから、結構通行人から何事かと注目を集めていました。
「とにかく、職質なんて受ける気ないし。あんたにも何も教える気ないから。行こうぜ。」
そう言って友人は話を切り上げて、私連れ立って歩き始めました。
「そうですか。」
と警官もあっさりと引き下がり、追ってはきませんでした。
今回は本当に友人に救われました。果たして一人だけで警官にここまで言えたかどうか。また、今回はたまたま警官の方もおとなしいタイプの人だったというのも幸運であったと思います。(中には反抗すると公務執行妨害で逮捕するぞなどと脅迫めいたことを言ってくる警官もいるそうです。)
いずれにせよ職質は任意です。私達は応じなければいけない義務も、まして所持品検査をされなければならない義務もありません。そこを警官は受けなければ逮捕するだとか。やましくなければ応じられるはずだとか、色々な脅し文句で言うことをきかせようとします。そういったときは
「職質は任意ですので、お断りします。先を急ぐので道を開けてください。」
などと、何を言われてもそれだけを根気よく言い続けて、拒否するのも一つの手だと思います。それでもしつこくしてきたら、その場で救援連絡センター(http://kyuen.ld.infoseek.co.jp/note.html)に電話(03−3591−1301)するとよいでしょう。
ともあれ、点数かせぎのために犯罪とは無関係の市民を警察が狩りだすようではこの国はもうダメかもしれませんね。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/10391567.html
なんとも暗澹たる気分です。
http://orange.ap.teacup.com/altra/36.html