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2千万貢がれたのにフって刺されたキャバ嬢の素顔… (夕刊フジ)
入れ込みほれ込んだキャバクラ嬢(22)にひじ鉄を食らい、怒りのあまりナイフで刺したとして、不惑間近の独身男が逮捕された。哀れな「貢ぐクン」のたまりにたまった借金は約2000万円。その努力もむなしく、結果は見事な“空振り三振”に終わった。そこまで独身男を惑わせた“イイ女”とは?
「ハデな感じはあまりなく、スレンダーな美人だった。“あこぎ”にたかったりするコには見えなかったが…」。被害にあったキャバ嬢を知る関係者は、驚きを隠せなかった。
事件の舞台は、学問の神様で有名な「湯島天神」(東京・湯島)の路上。元会社員で住所不定、無職の男(38)が、上野駅近くのキャバクラ店に勤めるキャバ嬢(22)を、果物ナイフで刺し、重傷を負わせたのだ。
「見た目はごく普通のサラリーマンのよう」(捜査関係者)という容疑者がこのキャバ嬢と知り合ったのは昨年2月。それ以来「このキャバ嬢にすっかり入れ込み、毎日のように通い詰めていた」(同)という。
同店は「上野仲町の癒やしの空間」をウリに、午後9時までは1時間4000円、それ以降は5000円。指名料は2000円で「高くも安くもなく、上野としては標準的な料金」(風俗ライター)だったが、連日の“出勤”による“出金”は膨らんでいった。
さらに、現金やブランド品を買い与えるなど贈り物攻勢で、なんとか気を引こうと貢ぎまくったが当時、都内の中堅医療機器販売会社で営業マンをしていた容疑者にとって、金策が尽きるのは時間の問題だった。
次第に容疑者は、友人、知人に借金を重ね、その額は約1700万円にのぼり、さらに消費者金融からの借金も約300万円に上った。返済できず会社に居づらくなった容疑者は今年1月、退社。多摩地区で独りで暮らしていたが、借金の取立てから逃げるように、カプセルホテル、サウナ店を転々とする生活に。
勝手に16歳下のホステスに夢中になったのを棚に上げて、容疑者は「現金やプレゼントを貢いだのに相手にしてもらえず、腹が立った」と、愛情は憎悪に。犯行の約1週間前に果物ナイフを用意し、キャバ嬢を自分が“自宅”にしているカプセルホテル近くに呼び出して犯行に及んだ。
捜査関係者は「借金の2000万円を全て貢いだというわけではないようだ」というが、前出の風俗ライターは「キャバクラは、店と女の子の取り分がほぼ同額。指名料などでさらに加算された上、プライベートにブランド品や現金を受け取っていたとしたら、相当いい稼ぎだったはず」と、キャバ嬢のスゴ腕ぶりを指摘した。
長井容疑者は「とんでもないことをしてしまった」と反省しているというが、後悔先に立たず。
「最近は“素人”がバイト感覚でキャバ嬢になるので、あしらい方を間違えてがトラブルになるケースが多い」(同)ともいう。
[ 2005年3月12日()13時0分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/injury.html?d=12fuji52093&cat=7&typ=t