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(回答先: 女性3人殺害供述 DNAの一致も 博多強殺容疑の男(西日本新聞) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 3 月 11 日 05:24:50)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news001.html
福岡市博多区の公園で会社員福島啓子さん=当時(23)=を殺害したとして再逮捕された鈴木泰徳容疑者(35)が、福岡県警捜査本部の調べに対し、強盗目的のほか「乱暴をするため、若い女性を狙った」と動機を供述していることが十二日、分かった。鈴木容疑者は福岡・飯塚・北九州の三連続女性殺害への関与を認めている。実際には、三件の事件とも乱暴するには至らなかったが、犯行動機につながる供述として、捜査本部は重視している。
飯塚市で殺害された専門学校生久保田奈々さん=当時(18)=の衣服と福島さんの遺体付近からそれぞれ採取した遺留物と、鈴木容疑者のDNAが、簡易鑑定ではほぼ一致したことも分かった。捜査本部は福島さん殺害事件で、鈴木容疑者が「奪ったバッグを捨てた」と供述した同県内の山中で、供述通りバッグを発見した。
調べに対し、鈴木容疑者は「消費者金融に数百万円の借金があり、金に困っていた」と強盗目的を認めたうえで、三件の事件について「若い女性に乱暴したかった」と供述しているという。捜査本部は博多、飯塚の両事件の犯行現場は公園で、北九州事件も公園沿いの路上だったことから、鈴木容疑者が公園近くの路上で襲い、公園まで連れ込んで殺害する手口で、犯行を重ねていたとの見方を強めていた。
ただ、北九州市で殺害された大中敏子さん=当時(62)=は、他の被害者と年齢層が違うため、犯行動機などを詳しく調べていた。大中さんが殺害されたのは午前七時前後で、まだ薄暗く、当日は雪が降っていた。大中さんは赤いコート姿でフードをかぶって歩いていたことが分かっていることから、捜査本部は、鈴木容疑者が年齢層を判断できないまま背後から襲いかかった可能性が強いとの見方を強めている。
福岡県警は十二日午前、博多区の事件での強盗殺人容疑などで鈴木容疑者を福岡地検に送検した。