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(回答先: 中西議員が強制わいせつ 女性に抱きつき現行犯逮捕 東京・六本木の路上で (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 10 日 10:02:24)
現職の国会議員が強制わいせつの現行犯で逮捕された。十日未明、酒に酔い、東京・六本木の路上で女性に抱きついた自民党東京４区の衆院議員中西一善容疑者（４０）。「一日一善（政策を通じ、善行を成す）」との政治信条を掲げ、下町の庶民派が売りだった。「女性に申し訳ない」。反省の弁を口にしたが、前代未聞の不祥事に永田町の議員や支持者は驚き、あきれかえった。
中西容疑者は、都議会議員時代から「一日一善」を座右の銘にして政治活動に励み、二〇〇三年十一月の総選挙で初当選した。石原慎太郎東京都知事の衆院議員時代の選挙区選出ということもあって、石原都政の推進役もアピールしていた。
東京都大田区生まれ。早稲田大政治経済学部を卒業して、直後に地元の大田区大森に旅行会社を設立した。一九九七年の都議選に立候補して最下位で初当選。中小企業対策などに力を入れ、二〇〇一年の都議選では、小泉政権発足直後の旋風もあり、トップ当選した。
都議選のときから地元の蒲田駅前などで「一日一善、中西一善」とＰＲ。本紙の調査には、一日一善の意味を「政策を通じ、善行を成す」と答えていた。一昨年の総選挙では、森田健作氏の不出馬表明後の東京４区（大田区中南部）で立候補した。政策チラシに石原知事とのツーショット写真を掲載し、民主元職に競り勝った。
都議選が七月に控えているだけに、自民党東京都連では衝撃が走った。都連幹部は「ショックだ。事実が事実だけにイメージが悪いし、恥ずかしい」。かつて同僚だった自民党都議も「若手のホープだったが、信じられない」と言った。
一方で、中西容疑者をよく知る都議は「快活なタイプで、お酒を飲むと気が大きくなっていた。心配していたが、こういうことになるとは」と残念そうに語った。
■自民が除名へ
自民党衆院議員中西一善容疑者の逮捕について、同党の武部勤幹事長は十日午前、記者団に「言語道断の行為で同情・弁解の余地はない。即刻、党紀委員会で厳しい処分を出してもらいたい」と述べ、除名処分の手続きを急ぐ考えを表明した。その上で「除名処分となれば辞職を求めるのと同じだ」と述べ、処分は事実上の辞職勧告となるとの認識を示した。自民党は来週初めにも党紀委員会を開く予定。
これに関連して、公明党の冬柴鉄三幹事長は「当然本人が出処進退を明らかにすべきだ。私なら直ちに辞職する」と述べ、早急な議員辞職を求めた。民主、共産、社民の野党三党も、国対委員長らが記者会見などで早期議員辞職を要求していく考えを明らかにした。
また、自民党の小坂憲次国対筆頭副委員長は記者会見で、国会としても厳正に対処する考えを表明。十日午前の衆院議院運営委員会に警察庁当局者を呼び、逮捕の経過を聴取した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050310/eve_____sya_____007.shtml
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。