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どこまで堕ちる警官のモラルと安全
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泥棒を捕まえる役の警官が、強盗を働くという漫画にもならない事件が起こっています。
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<概要>
志村署に勤務する49歳の巡査長が昨年12月28日、茨城県総和町役場に設置してあるATM機で、お金を引き出そうとした80歳の老女から30万円を強奪し、怪我を負わした強盗傷害容疑で逮捕・起訴された。
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この警官は住宅・教育ローン等の返済に困って犯罪に走ったと述べているようですが、このような借金が理由の犯罪は警官だけが特殊でなく一般サラリーマンにも多く見られる事例だと言えます。
にも拘らず注目を浴びるのは、国民を守るべき警官が強盗傷害を犯したことなのです。
大多数の警察官はまじめに働いているのは事実ですが、最近<警察官がらみの犯罪が多くなってきている>のと<国民が感じている治安が悪化してきた>のは、全く関係がないのでしょうか?
税金をごまかして飲み食い費等に使った例も北海道警をはじめ全国の警察署に飛び火していますが、警察官はいわば<聖職>とでも言える職業な筈です。国民を守り国民を指導していくいわば、<選ばれた人達>な筈です。
これら<選ばれた人達>が、このようないい加減なことをしていれば誰も警官を信用しなくなるでしょう。
一般国民が模範とすべき警官が犯す犯罪は、一般人が犯す犯罪とは重みが違うという事を、警察庁は早急に全国の警察官に周知徹底する必要があると言えます。
そして、その生活内容にも踏み込んだ調査を行い、過剰な借金に苦しむ警官がいれば早急に手当てをする必要があります。
さもなければ、拳銃を持ち、色々な情報を持つ警察官が闇組織に食い込まれ、今後警官が犯す犯罪が急増する可能性があるからです。
すでに、犯罪捜査情報を漏らして逮捕された警官も出てきているのです。
警官は公務員であり一般的に経済・社会情勢に疎いこともあり、『収入は増え続けるだろう』という楽観論に浸り借金を積み重ねている事例が多くあると言われており、ところが実際には収入は増えず生活費を借金に頼り、結果お金に苦しむ警官が多くなってきているのです。
同僚の財布から盗んだ警官もいましたが、わずかなお金にも困っている警官が多くいるのが実情ではないでしょうか?
今後、警察官がらみの犯罪が増えれば増えるほど、国民は警察官を信用しなくなり、犯罪捜査に重大な支障をきたすことにもなるのは必至と言えます。
そして国民から見放された警察官は組織自体が弱体化し、国民の不満が鬱積していけば、最後には、警察官を集団で襲うという末期的な状況に陥ることも十分考えられます。
残された時間はそうありません。
手遅れにならないうちに警察庁は早急に事態の掌握に動き、対処するべきだと言えます。
http://www.collectors-japan.com/nevada/main/m_050201_2.html