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http://www.asahi.com/national/update/0208/002.html
国連機関認定「難民」をまた収容 東京入管
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が「難民」と認定した埼玉県在住の40代のクルド人男性が7日、東京入国管理局に収容された。男性はこれまでに退去強制処分を受け、いったん収容されたが、仮放免されていた。UNHCRの難民認定者をめぐっては、先月半ばにクルド人の親子が収容され、直ちに強制送還されたばかり。人権擁護団体などが一連の措置に抗議している。
代理人の弁護士によると、今回収容された男性は97年12月に入国した。「トルコで反政府組織を支援する活動をしていた」として日本政府に難民認定を申請したが、98年に不認定とされた。これを不服とする訴訟を起こし、一審は勝訴したが、今年1月の控訴審判決で逆転敗訴したため、上告している。
男性は98年に退去強制処分を受けたが、仮放免され、7日に仮放免の期間延長の申請のために入管に出頭した。
男性は01年に、UNHCRが難民と認定している。アムネスティ・インターナショナル日本や難民支援協会などは「難民条約に反する行為だ」とし、直ちに放免するよう求める共同声明を出した。
(02/08 01:19)