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(回答先: 元高検部長に実刑判決…暴力団から接待・わいろ【ZAKZAK】 投稿者 名無しB 日時 2005 年 2 月 02 日 00:50:27)
以下、ESPIO http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?xp010617より転載
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件名:《ESPIO!》 公安調査官・小林又三
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■公安調査官・小林又三 Vol.346 01/30/05
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1.情報が筒抜け
2001年12月、北朝鮮の工作船が海上保安庁の巡視船と東シ
ナ海で銃撃戦を繰り広げ自爆した。鹿児島県奄美大島沖の東シナ海
に沈没した不審船の船内から回収された東芝製のプリペイド式携帯
電話に、暴力団関係者らの電話番号が多数記録されていたことは広
く報道されたので、記憶に残っている読者も多いだろう。
しかし恐るべきことに、携帯電話の通話先に、ある公安調査官の
電話番号が含まれていた件は、今や完全に封印されようとしている。
その調査官とは北朝鮮を担当する小林又三・関東公安調査局統括
調査官(当時)である。
実は小林の名前が世間で取り沙汰されるのは不審船の件が初めて
ではない。元日経新聞記者の杉嶋岑(たかし)氏が北朝鮮に渡航中
、スパイ容疑で拘束された事件では、なんと国会でも小林が名指し
されているのだ。杉嶋氏が抑留されたのは1999年12月から2
002年2月まで。その拘束中、「特に公安庁に手渡した写真やビ
デオ、供述資料、これがことごとく北朝鮮情報当局に渡ってしまっ
ていること」を同国の取調官から突きつけられ、徹底的な尋問を受
けた(2002年7月25日衆議院安全保障委員会)。
つまり、杉嶋氏が公安調査庁(公調)に協力していたのに、同庁
に提供した情報や工作の詳細が北朝鮮に筒抜けになっていたという
わけだ。冒頭の小林は杉嶋氏が「拘束される寸前の(公安調査庁の
)担当官」(同上)だったのである。杉嶋氏は次のようにも国会で
陳述している。「私が北朝鮮に拘留中、情報機関のトップの秘書は
、私に、日本の公安はざるのようなものだ、内調もよく似ているけ
れども、少しガードがかたい程度である、日本全体は、防諜関係か
らいったら全く丸裸同然であると言われました。何たる屈辱かと思
いながら、私はじっとこらえて聞いておりました。」
<資料>
154―衆―安全保障委員会―9号
平成14年07月25日
○杉嶋参考人
(略)
私は、一九八六年の第一回の訪朝の後、同じ日本経済新聞社に勤
めている同僚記者に、内閣情報調査室と公安調査庁関東公安調査局
に連れていかれまして、その当局から日本の安全のために協力して
ほしいと懇請され、ささやかな愛国心から協力を約束しました。
内調で私を担当したのは、当時一課課長代理で防衛大学一期生の
内山實人氏と調査官の小島勝成氏でした。一方、公安庁は、担当官
が何人もかわりましたけれども、私が拘束される寸前の担当官は黒
岩和英氏と小林又三氏でありました。正直申し上げて、私は、この
人たちに協力することこそが、愛する祖国日本の平和と安全を守り
、祖国への忠誠心を示すことだと考えて協力に励みましたが、結局
彼らに裏切られた思いです。
といいますのも、この人たちは、特に公安庁に手渡した写真やビ
デオ、供述資料、これがことごとく北朝鮮情報当局に渡ってしまっ
ていることが取り調べの初期の段階で露呈され、慄然としました。
これはもう機密が漏れているというより、敵国側に情報提供するシ
ステムができ上がっているとしか言いようがありません。情報を保
管している部屋に出入りできるすべての職員が疑わしいとさえ言う
ことができます。私は、第三者機関によって徹底した調査が行われ
るとともに、利敵行為を働いた者には厳罰に処する法律を早急に整
備してほしいと思っております。
情報戦争激化の今日、収集と同時に情報の管理もまた重要さを増
しております。日本国及び日本国民に対する忠誠心に満ちた、真の
意味で国益とは何かのわかった質の高い職員で情報機関を再構築す
るべきではないかと考えております。私が北朝鮮に拘留中、情報機
関のトップの秘書は、私に、日本の公安はざるのようなものだ、内
調もよく似ているけれども、少しガードがかたい程度である、日本
全体は、防諜関係からいったら全く丸裸同然であると言われました
。何たる屈辱かと思いながら、私はじっとこらえて聞いておりまし
た。
(略)
最後に、国家機関が善意の国民に協力を求め、それによって生じ
た国民の受難に対しては、何らかの公的な謝罪や補償があってしか
るべきではないかと思います。特に公安庁のように、頼むときは頼
んで、その国民が受難に陥ったとき、知らぬ存ぜぬのトカゲのしっ
ぽ切りのような扱いでは、だれもそのような政府機関を信用して安
心して協力しなくなります。これは有事法制以前の問題です。
(略)
<資料>文藝春秋記事
http://homepage3.nifty.com/argus/matazo1.jpg
http://homepage3.nifty.com/argus/matazo2.jpg
http://homepage3.nifty.com/argus/matazo3.jpg
http://homepage3.nifty.com/argus/matazo4.jpg
2.“栄転”
公調の北朝鮮担当だった小林は以前から、裏世界の情報ブローカ
ーである趙万吉氏こと大塚万吉氏の事務所に出入り。地下鉄サリン
事件が起こると、全庁的なオウム調査体勢を受けて、オウム幹部と
も連絡のあった大塚氏を通じ教団の情報を入手した。公調は事件前
にオウムをノーマークだっため、小林は組織内で頭角を現した。
オウムばかりではない。
やはり大塚氏を通じ、仲介者を介して、松浦重雄ことユン・ウィ
ジュン氏、
http://hackjaponaise.cosm.co.jp/NorthKorea/bbslogs/nkoreabbs4154.html
文明子女史
http://www.kcna.co.jp/item/2000/200007/news07/01.htm
らと接触するなど、日朝交渉の裏ルートに連なる人物群にも食い込
んでいる。大塚氏はマスコミに幅広い人脈があるが、たとえば大塚
氏が主催する全国紙記者の異動を祝う宴席などに、小林が身分を秘
して出席していたことも確認されている。
それだけなら正当な情報収集活動のように見えるが、真実はそう
単純ではないから恐ろしい。杉嶋氏の告発を受けて公調は、密かに
小林に対する身辺調査を行った。その結果、まず調査活動費三百数
十万の流用が発覚した。調査活動費とは公安調査官が協力者(スパ
イ)に渡す報酬のこと。領収証などあってなきが如きものなので、
実際その気になれば幾らでも自分のポケットに入れることができる。
内部調査の結果はさらに信じ難いものだった。なんと北朝鮮に対
する情報漏洩の見返りとして、朝鮮総聯から月約10万円、合計数
百万の金を受け取っていたばかりでなく、在日女性の愛人2人を継
続的にあてがってもらっていたことが判明したのである。以上の内
容は公調内部で取りまとめられた秘密報告書に記載されているとい
う。
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携帯通話記録から小林が浮上した当時、警視庁は同人の所属した
関東公安調査局を捜索しようとする動きも見せたが、公調は法務省
の外局でトップはすべて検事。もともと協力者(スパイ)工作にか
かわるデリケートな問題である上に、警察庁と法務・検察の間で微
妙な綱引きが行われて、結局、丸ごと闇に葬り去られた。
内部調査は公調本庁の中枢で行われ、結果も秘密裏に長官まで報
告されているが、本庁は小林を北朝鮮担当から外し、2003年度
から北海道公安調査局に“栄転”させた。ただし、事態を深刻に受
け止めたのは本庁だけで、関東公安調査局内では「小林は近く東京
に戻ってくる」「札幌に飛ばされたのは『頭を冷やせ』という意味
だ」などと冗談めかして笑われているらしい。「3年契約で帰って
くる」という話まである。
北朝鮮から篭絡されて二重スパイになっているというのに、どう
して辞めさせられないのか。普通の人なら当然疑問に思うだろう。
筆者もそう思う。ところが現に、窃盗・傷害の罪を犯しても軽い処
分で済んでしまうのである。
http://espio.air-nifty.com/espio/2005/01/post_35.html
http://espio.air-nifty.com/espio/2005/01/post_34.html
2003年7月、武富士の取材で大塚万吉事務所を訪ねたことが
ある。偶然、話題が公調に移ると、事務所の関係者のほうから「小
林が北海道に異動したこと」を切り出したので驚いた。小林クラス
の人事異動が新聞等で外部に公表されることはないからだ。何でも
小林からは今もしばしば連絡があり、異動前に「近く北海道に移る
」と告げられたのだという。同関係者が語るには、「小林さんは何
だか怪しい。あの人はスパイでしょ。うちによく来ては『KCIA
(韓国中央情報局、現国家情報院)のことを教えてほしい』なんて
言うんだ」。
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以上、ESPIO http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?xp010617より転載