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シゲタ動物薬品工業による迷惑行為について
http://www.asyura2.com/0502/nametoroku3/msg/993.html
投稿者 田中孫作58歳養鶏業 日時 2006 年 12 月 29 日 16:21:24: CBlMmf/7KPwsA

○ シゲタ動物薬品工業による迷惑行為について

日本の養鶏を苦しめたシゲタ動物薬品工業(西尾義行社長)と人獣研(巽典之所長)によるQ熱コクシエラ騒動はとても酷いものであった。このシゲタ商法については東洋経済に詳しく書かれているが鶏鳴新聞に問い合わせてもよいだろう。これは迷惑というより犯罪に近い。

東洋経済
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2004/w0417.html

日本養鶏協会
http://www.jpa.or.jp/news/q_netu/i_tamago16_2.html

鶏界を苦しめたシゲタ商法を簡単に説明しよう。養鶏農家に「シゲタの人獣研です。無料でQ熱検査を行います。この辺でQ熱という鶏病が流行しているので検査しましょう」といって不要なQ熱菌検査を勧め、「これはひどい、たくさん菌がいました。食べると危険です。もっと検査しましょう。」と不安をあおりつつ検査契約を結び、不必要なシゲタの鶏用Q熱ワクチンを宣伝するという事件があちこちで起きた。
あるいは「全国的にQ熱が発生していますので、お宅の鶏は大丈夫かどうか無料検査します。」と農家に検査をすすめ、「お願いします」と検査を依頼すると「やっぱり菌がいました」と人獣研(巽典之所長)の検査結果を見せたのだ。驚いた農家を前に「今、シゲタは鶏用Q熱ワクチンのキャンペーン中ですから」といって巧みに未承認ワクチンを宣伝した。さらに、シゲタと人獣研は「**食品の鶏卵からQ熱菌が検出された。鶏卵やマヨネーズを食べると病気になる」という主旨の怪文書を生協や大手スーパー、小売店などに執拗にまいて鶏肉・鶏卵の不安を煽り、養鶏農家に「シゲタと人獣研が検査結果をマスコミに流し、週間文春にもタレこんだ。このままでは食品衛生法違反で逮捕される。シゲタのQ熱ワクチン使いませんか?」と、言葉巧みに不必要な鶏卵検査とQ熱ワクチンを宣伝したのである。

参考

鶏パニックの真実
もう一つのパニック「Q熱」騒動の構造
曖昧な不安から買い控えに走る消費者と、その不安を煽っているかのような業者たち。科学的根拠によらないパニックや空騒ぎを繰り返す、ニッポンの「食の構造」を読み解く。
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2004/w0417.html

国のファクトシート
http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets-qnetu.pdf
仮に鶏卵にQ熱菌が存在したとしても現在まで鶏卵を原因としたQ熱の感染事例は報告されていない。そもそもQ熱は稀な病気で患者も少ない。


○ シゲタ動物薬品工業と養鶏業界のトラブルについて

シゲタ動物薬品工業は養鶏業界と大きなトラブルを起こしている会社です。この会社には関わらない方がよいです。シゲタ動物薬品工業の組織は次のとおりです。

1)シゲタ動物薬品工業 西尾義行社長
2)人獣共通感染予防医学研究所(人獣研) 巽典之所長 
3)食の安全協会 渡辺恵子会長 福田武志事務局長
4)食の安全を守る会 熊谷美恵会長

人獣共通感染予防医学研究所(人獣研)はシゲタ動物薬品工業の研究機関で住所はシゲタ動物薬品工業と同じです。食の安全協会はシゲタ動物薬品工業の広報活動のために設置された消費者団体で、以前は食の安全を守る会という名称でした。なお熊谷美恵氏、渡辺恵子氏、福田武志氏はともにシゲタ動物薬品工業の関係者です。

シゲタ動物薬品工業はこれらの組織をマーケティングのために設置しており、まず人獣共通感染予防医学研究所(人獣研)が「**食品の鶏卵から菌が出た。卵を食べると病気になる。卵を食べると危険だ」などという怪文書をマスコミに流し、次に食の安全協会と食の安全を守る会が消費者団体として大騒動を演出し、行政や養鶏業界にシゲタ動物薬品工業から鶏用ワクチンを購入するよう呼びかける営業活動が行われました。詳しくは養鶏協会のホームページをご覧ください。あるいは鶏鳴新聞社にご確認ください。

参考:http://www.jpa.or.jp/news/q_netu/i_tamago16_2.html

この事件は当初国が無視していたため被害が広がりましたが、国の調査を求める上申書が出され、内閣府食品安全委員会より鶏卵の安全宣言が出されると、シゲタ商法は中止されました。

参考:http://www.jpa.or.jp/news/q_netu/i_tamago18_3.html

シゲタ商法は本当にひどいものでした。鳥インフルエンザの発生により自殺に追い込まれた某農産会長が生前語っていた話ですが、シゲタ商法による鶏卵消費低迷で経営難となった鶏界はなんとか2億円を集めてシゲタと契約を結び、シゲタ商法の中止を求めようとしたそうです。しかし、2億円と聞いたシゲタの西尾社長は更に欲が出たらしく「2億じゃだめだ」と断ったそうです。さらに西尾社長から追い詰められて窮地に陥った某会長はメディアや某政治家に頼ってシゲタに圧力をかけたそうです。すると不幸なことに、某会長の農場では鳥インフルエンザが発生し、この会長は自殺に追い込まれました。また、シゲタ商法を批判した政治家は週刊誌にスキャンダルを書き立てられて政治生命を失いました。偶然にしては奇妙です。イセ食品もまたシゲタ商法の被害者です。シゲタはイセ食品を中傷する怪文書を執拗に配布しており、鶏用ワクチン(未承認ワクチン)の使用を求めていました。日本で発生した鳥インフルエンザ騒動の原因として未承認ワクチン説が発表されたのは全く根拠が無いわけではありません。イセ食品で起きた鳥インフルエンザ騒動の前に、イセ食品とシゲタは未承認の鶏用ワクチンをめぐりトラブルを起こしていました。不幸な偶然かもしれませんがシゲタにかかわった方々は甚大な災難に見舞われています。

参考:
かつて人獣研のQ熱コクシエラ騒ぎで鶏界は酷い目にあった。それに抗議した業界とお歴々が今回の茨城騒ぎでまた酷い目に遭った。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tamago/influenza268.htm


○ シゲタ動物薬品工業が未承認ワクチンに水銀と発ガン物質を添加

日経新聞(H18年3月8日)「食 安心と価格 鶏業界ワクチンで対立」にはワクチンの残留成分が低下するのには36週間かかるので10週間の飼育期間で出荷されるブロイラーには使用できないという記事が掲載されています。ご参考ください。

ところで我が国の農水省が家畜への使用を許可しなかったシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)の鶏用鳥インフルエンザワクチン(未承認ワクチン)の添加物はこちらのページで読めます。

http://www.shigeta.co.jp/IPB-SHIGETA/avian_influenza_inactivated_vaccine.htm

Q熱キャンペーンを行っているシゲタ動物薬品工業の未承認ワクチンには有害な水銀(チメロサール)と発ガン物質(ホルマリン)が添加されており、不安です。

安定化剤: ゼラチン 1.0g
保存剤: チメロサール 50mg以下
不活化剤: ホルマリン 0.05vol%以下
アジュバント 油剤: 軽質流動パラフィン 320mL
乳化剤: ソルビタンモノオレエート 25mL
乳化剤: ポリソルベート80 5mL
溶剤: リン酸緩衝食塩液(PBS) 適 量

このうち有毒化学物質として主に問題になるのはチメロサール、ホルマリン、ソルビタンモノオレエートと思います。
チメロサールの害については下記のページに書かれていますが、鶏に蓄積された微量のチメロサール(有機水銀)を長期間にわたって摂取することを農水省やブロイラー業界は懸念しているようです。有機水銀は体内に広く蓄積されると言われており、皮や脂肪・内臓を取り除いても水銀摂取量を大きく減らすことは不可能です。

http://www.eiken.city.yokohama.jp/infection_inf/thimerosal1.htm
有機水銀は、食物として摂取した場合、消化管から90-100%吸収されます。有機水銀は、血液に乗って全身を巡り、胎盤を通過して胎児に到達できます。また、脳・血液関門(脳細胞を守るために血液中の物質が血管から脳細胞まで到達するのを阻止する構造)を通過して脳細胞まで到達できます。発育中の脳に対してメチル水銀は毒性があります。水俣病などの場合で、摂取した母親は無症状や弱い症状なのに、胎児の段階から影響を受け、生まれたこどもに強い症状が出た例が知られています。生まれたときには正常に見えても、発達の遅れや目の不自由、耳の不自由、痙攣などが明らかになっていくことがあります。

また、ホルマリンは明白な発がん物質です。ソルビタンモノオレエートにも変異原性があるとする報告があります。また、アジュバントという成分は免疫反応を強めるために添加する物質ですからアレルギー疾患を悪化させることが懸念されます。アレルギー疾患を悪化させるという点ではホルマリンも同様な作用があります。農水関係によればシゲタ動物薬品工業(人獣研:人獣共通感染予防医学研究所)のワクチンが認められて義務化されると我が国のブロイラーは全て出荷できなくなってしまい、鶏肉・鶏卵輸入国に転落することになるそうです。


○ シゲタ動物薬品工業の迷惑行為によりキューピー株価が大暴落

シゲタ動物薬品工業と週刊文春により鶏卵とマヨネーズを中傷するキャンペーンが行われたことがある。この時はマヨネーズ会社の株が大量に空売りされ、多くの株主に大損害を与えた。しかし株価急落の場面でも、株価が下がることを事前に知ることが出来た者は大量の空売りにより大きく儲けることが出来るのだ。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=2809.t&d=c&k=c3&a=v&p=m130,m260,s&t=ay&l=off&z=m&q=c&h=on
シゲタ動物薬品工業と週刊文春によるマヨネーズ中傷キャンペーンをご存知だろうか? まず、マヨネーズ会社のチャートを見ていただきたい。週刊文春によるマヨネーズ中傷キャンペーンにより当時1200円ほどあったマヨネーズ会社の株価が800円になるまで売られ、既存の株主に大損害を与えたことがわかる。そして2005年1月に内閣府食品安全委員会から安全宣言が出されるとともに低迷したマヨネーズ会社の株価は大きく高騰した。当時、週刊文春でマヨネーズ中傷キャンペーンを行ったのはシゲタ動物薬品工業に雇われたジャーナリストの伽藍と金沢大学の山口和男氏で、「6割のマヨネーズから危険な病原菌が検出された。マヨネーズを食べると病気になる」などという怪情報が幾度も掲載され、週刊文春の発売にあわせてキューピー株が大量に売られ株価は暴落した。当時、マヨネーズ協会と養鶏協会は、「マヨネーズから危険な病原菌が検出された」と騒いでいた金沢大学の山口和男氏を訪ね、「検査方法を教えてほしい」と要請したが「検査方法は秘密だ」と断られた。「菌が出た。マヨネーズは危険だから食べるな」と騒いでおきながら「検査方法は秘密だ」などという山口和男氏の態度には当初からインチキ臭さを感じた。山口和男氏の主張は「6割のマヨネーズから危険な菌が検出されたので週刊文春にタレこんだ。これで養鶏業界とマヨネーズ業界はおしまいだ。シゲタ動物薬品工業の鶏用ワクチンを買い、人獣研に鶏卵のQ熱菌検査を委託しなさい」というものであった。また、山口和男氏はシゲタ動物薬品工業から多額の研究費をもらっていた。このため、マヨネーズ協会と養鶏協会はシゲタ動物薬品工業の西尾義行社長に「マヨネーズから検出された菌を見せてほしい」と求めたが、西尾社長は「菌は見せられない」と断った。また、検査方法を公開するよう求めても「検査法は秘密だ」と繰り返すばかりだった。協会側は西尾義行社長にマヨネーズ中傷キャンペーンの中止を求めたが、「全国のマスコミに怪文書を送った。週刊文春にもタレこんだ。これで養鶏業界とマヨネーズ業界はおしまいだ。シゲタ動物薬品工業の鶏用ワクチンを買いなさい。人獣研に検査を委託しなさい」などと繰り返すばかりで話し合いは平行線のまま終わった。このため、国に上申書が出されて公式に調査されることとなり、国立感染症研究所を含む公的機関にて検証が行われたが、病原菌は検出されず、内閣府は安全宣言を出した。これにより週刊文春の記事が全てインチキであることが判明し、事件の全容は東洋経済に掲載された。
http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-qnetu.pdf
すると、マヨネーズ会社の株価は急激に回復したのである。この一連の騒動によりマヨネーズ会社の株価は急落したものの、その後見事なV字回復をとげた。マヨネーズ中傷キャンペーンの背後ではQP株に大量の売り注文が出されていたが、その後大量の買い戻し注文が出されたのである。シゲタ動物薬品工業と人獣研および週刊文春による鶏卵マヨネーズ中傷キャンペーンは株価操作のようであり、インサイダーは大儲けしたように見える。

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