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★阿修羅♪
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このページ全部よみました。でもこれって、このページ内では全然書名に触れていませ
んけど、ゼカリア・シッチンとジョン・コールマンとデーヴィッド・アイク(と後はノーム・チョム
スキー)の本を結構読み込んでいて、SF好きだったりする人には、もし十分な時間があって
引き篭もっていられると、割と普通に到達する心境ですよね？
私もそうなので、自分ひとりの為のメモとしては、こういうものを書きたくなるのは分かる
のですが、自己満足のために“自分だけが賢い”かのような言い回しを至る所で使ってし
まって、他者に対してこの内容を提示していて、しかも最後の方で「自分は本当はその支
配する悪魔の側に回りたい。こうしてこんなことを自分が知ってるゾ！…と書いて公表して
いるのは、(不動明が密室の殺戮で悪魔を呼び込んだように？)当の支配層に目を着けら
れて仲間に取り込まれたい…からだ。取り込まれたらもうこんなサイトやページは削除する
…だろう。しかも自分は女を積まれたら多分弱い」なんて告白してるなんてのは、完全にそ
の趣旨と言ってることの内容、およびその方法論としても駄目ではないかと、思っちゃいま
す。
あなたはどうやら公的な生活保護か何かによって生活してるようですが、もし“妨害”が
有るとすれば、いちばん簡単な方法はそのお金の支給を真っ先に断たれるでしょう。
自分自身の体験(超常的な体験を含むのでしょうか？)からの内省的思索と、上記の三
人の著作を読んでの纏めとしては、結構いい線を行っているとは思いますが、それを暴い
て目覚めよ！と言うにせよ、その反対に悪魔の側の下っ端( 真相を洞察してるくらいでは
下っ端にしかなれません…というか、反って面倒なので取り込まれない )になりたいのにせ
よ、その表現の仕方がこうあからさまなのでは、そのどちらからも相手にはされません。
論理的には如何にも…と思わせる部分があっても、あなたのこの主張の仕方(証明なし
の断定の連続)が通用するのは、これが「乃依」教…という宗教であなたを教主として認め
るような信者の前でだけそうだろうとしか思えませんし、その信者になりかけた人たちが仮
にいたとしても、この最後の「支配側に付きたい！」という不甲斐ない告白には、白けるこ
と必至であります。
また、この世界の頂点層のリクルーターの目にはあなたは決して“使える”人間として
は映らないでしょう。
なぜなら今述べた通り、あなたには自分の得た認識を他人にどう伝えるべきかのスキ
ルも、その知識を隠してどう他人を動かすかのスキルも欠けていて、世界を背後から動か
す冷酷な組織の一員としては役に立たないこと必至だからです。
あなたの最大の錯覚は、優秀な成績で卒業し、MBAを取得して大企業に就職した若者
が最初に良く陥る錯覚と良く似ています。
机上で学び頭で考えて得た洞察がもし真相を衝いていても、巨大組織の中では重用さ
れないのが普通です。
巨大組織で重要なのは、その組織の真相が良く分かっていることではなく、何よりも先
ずおとなしく命令に従い、その命令の良し悪しを問わずにそれをこなす軍人の如く従順な
愚直さとスキルだけなのです。（無論そんなことは分かっているでしょうけれど ）
そして何か重大な事に気づいていてもそれに一切気づかぬ振りをして、他の者に余計
なことを話したりしない…ということなのです。
あなたは既にそれが出来そうも無いということで完全に失格でしょう。
他方もし、本当はそうではなくてとこの真相を出来るだけ多くの人に伝えたいのなら、（
あなたはもしかすると未だ若いのかもしれませんが ）自分だけが真相に気づいていて賢
いのだと（実際に思ってても ）言う調子でものを書くのは全然逆効果です。
多分この私の書き方にしても、或いはここ（
http://homepage1.nifty.com/kasatosi/column174.html ）に在るあなたの主張への批判文
にしても、読めばあなた自身反発するでしょうけど、たいていの人間は自分のことを馬鹿に
してるかのように見える文章をちゃんと読みたいとは思わないのです。
あなたの主張の大部分は、上にあげた４人の著作と「田中ニュース」の田中宇の書い
たもの全部、ジム・マースの本、あとは学研のムーなんかを丹念に読んで総合している者
の目から見ると、目新しいことは殆どないので唯そういう本をまだ読んでない人たちに向か
って「オレの方が先に読んだゾ」と言ってるだけのように聞こえてしまいます。
こうした本を同じように読んでる人は相当数いるので、そこに何か独自な証明を追加す
るのでなければ、中丸薫が（明治天皇の孫というスタンスで ）しているパクリとか焼き直し
と同じモノになってしまいます。
あなたは無論自分の現在の見方を真相だと思って色々なことを断定的に語っているの
でしょうし、私もほぼ同じような本を読んだ限りでは似たような視点を持ちますが、仮にそ
れが実際に真相だとしてどうするかは人夫々でしょう。
散々「悪魔的」と言いながらその仲間になりたいというなら、あなたの得た認識は公表
する値打ちなどありません。
おなじことに気づいても諦めておとなしくしていた方が良いと考える人が一番多いでし
ょうが、どちらかというとそちらの方が利口なのかもしれません。
あなたの気づいたことを果たして多くの人に知らせて「目覚めよ！」と言ったところで、
それがもし教祖としてのあなたが、信者に対して言うのでなかったら何の意味があるので
しょう？
多くの人にとっては「真相」を知ることよりは適当に楽しめる「娯楽」や「セックス」の方に
ずっと価値があります。
真理（と言うよりは実は唯のガッカリするような真相 ）を知ることにこそ一番価値がある
…と思い込めるのは、その真相に気づいた新興宗教の教祖（例えばカール・マルクス、ゴ
ータマ、五井昌久、とか牧口常三郎とか麻原某とか ）とそこの幹部と狂信者だけです。、
なぜか？ その一番近くにいるのが自分で、それが一番価値のあることなら自分が天
辺にいられるからです。
ちがうでしょうか？
でも多くの人にとって、そんな真相は（簡単に覆せないのなら、そして仮に簡単に覆せ
るとしても、今の自分のいるところより良い場所にいられるようになる、新しい分かりやす
い別の秩序が本当にすぐに出来るのなら別でしょうが ）何の価値もない、唯の嫌な話に過
ぎないのです。
私たちが一生を使っても出来ることは本当に僅かです。
目高手低の化け物になるなかれ…とかつて石森章太郎氏に言われた事があります。
「実際のスキルや方法論も持たずに頭とモノの見方だけ高い評論家みたいになるな」
という意味です。
あなたの言う（いや既に著名な陰謀解明家たちの言う ）ような陰謀的な構造がこの世
界に多々あるのは恐らく確かですが、こうした本を読み自分でも本気で考えてそういう認
識に達したとしても、その結果実際に起こるのは、普通の人たちのようには素直に騙され
なくなっていちいち斜に構えて偉そうな物言いと態度を他の人たちにしてしまう…というだ
けのことです。
それを知って先の著者たちのように書くというのは、既に（本気なのかそれ自体が陰謀
の一環なのか分かりませんが ）先人がいて、活発にやっており、関心のある人は seikoh
書房や草思社や徳間書店の本を買って読むでしょう。
私自身はこれらの本の主張自体を、自分が信じ込まされている可能性が十分にあると
思っていて、辻褄は一応合うものの、シッチンなどの仮説をそのまま事実と信じ込むべき
根拠は、他の（でっち上げかもしれない ）歴史事実と較べて特に信憑性が高いと言うわけ
ではないと思っています。
殆どシッチンのみによる解読にそれ以上の信憑性があるという信仰（科学信仰ならぬ
シッチン信仰 ）は一体、何処にそれほどの根拠があるのでしょう？
まさかガードナーとデヴィアの説と符合なんてことはないでしょう？
結局のところ、この面白い説を好きな人たちが、それを信じたいという以上の根拠は？
またあなたは超常現象の証明は困難なように言っていますが、元電通大の佐々木茂美
教授の研究で念力についてはとっくに証明がなされてしまっています。
焼き鈍した金属板の応力範囲内での微細な曲がりというのは物理的には起こるはずの
ない現象ですから、それが繰り返し起こったということは（このひどく地味な研究で佐々木
教授がわざわざ報告書に嘘を書いたのでない限り ）もう科学実験として証明済みです。
つまり科学の方法論は念力のようなものについては役にたちます。
むろんその原因については十分に解明できていませんが、それがどう起こるかという記
述だけでったも科学はニュートンの言うが如く十分に完結します。
もしこのような主張を、本当に客観的な新しい根拠によって明確に証明できるなら意味
が有るかも知れません。
でももし明確な方法論なしに断定的な結論を言うだけなら、既存の陰謀論の解説以外
の意味はありません。
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