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あめぞうもなー様 はじめまして
日ごろ阿修羅で勉強させていただいていますが、投稿は初めてです。
エホバの証人に対する、誤解や偏見はいたるところにありますので、いつもはスルーしていますが 、ほかならぬ阿修羅内での誤解は訂正させていただきたいと思います。
まず「実は昔エホバの証人がガラパゴスゾウガメの長生き話を利用して輸血拒否を呼びかけていたからです。」とのことですが、どのような場で、誰が言ったことなのかわかりませんが、エホバの証人がそのようなことを言うことはありえませんね。エホバの証人である私が聞いたことのない話です。
輸血拒否を呼びかけることもありえません。私たちは輸血をしませんが、他の方が輸血をすることに関与することはないはずです。
輸血に関しては、薬害エイズの問題もありますし、「血液産業」の怖さについては阿修羅読者の皆様ならばご承知のことと思います。
協力的な医師たちにより、私たちは無輸血手術を受けることができており、輸血を受けないことが狂信的だという見方は非常に少なくなってきているように思います。
十数年前ですが、私の友人の子は、心臓に大きな欠陥を持って生まれました。手術が必要になったのですが、日本で輸血手術ができる医師がいなかったため、アメリカで手術を受けました。(友人に迷惑がかかると困るので病院名など詳しいことは言えませんがご了承ください)生後九ヶ月か十ヶ月の時です。アメリカの地元の有力紙では、「エホバの証人の赤ちゃんへの無輸血手術が成功」と大きな写真入で紹介されました。地元の一般の人たちも、「miracle boy」と言って祝福してくれたそうです。
もちろん日本では何のニュースにもなりませんでした。その子は今でも元気です。
「エホバの証人にしろ何にしろ、宗教というものは結構自分たちは科学的な存在であるということを強調しますよね」というのも誤解があると思います。
「聖書は科学の本ではないので、科学について説明はしていないけれど、聖書が真理であるならば、科学的に証明できる分野で間違った記述はないはずだ」というスタンスで説明することはありますが。
ほとんどのエホバの証人は自分たちが科学的な存在であると強調することはないと思いますが・・・だいたい、イエスが水の上を歩くとか、病気を癒すとか、死人を復活させるとか、どうやって科学的に説明できるのでしょうか。これらのことを信じるのは科学などは関係なく、おそらく私が「霊的」な人間でありたいと願っているからだと思います。(これは私の個人的な思いなので、違う見解を持つエホバの証人もいると思います)
また、エホバの証人がカルトであると断定しておられますが、カルトとは何なのでしょう。
私たちは政治的には中立を保ちます。どんな政党とも関わりませんし、投票もしませんから、政治を利用したり利用されたりと言うことはありえません。ナチス政権下では「ハイルヒトラー」と言うことを拒否したために銃殺されたドイツ人のエホバの証人がいます。
このことに関してはBBCがドキュメンタリー番組を制作しています。
もちろん兵役も拒否します。命を奪われるようなことがあったとしてもです。
私たちから、寄付を強要されたり財産を取られたりした方がいるでしょうか。私たちがエホバの証人として、何か収益活動をしているでしょうか。
社会から隔離された生活をしているでしょうか。
私たちは普通に働いて生計を立て、正直に税金を払い、まったくのボランティアで宗教活動をしています。
エホバの証人の信条を理解して欲しいとは言いませんが、カルトと決め付ける前にお近くのエホバの証人から話を聞いてみてください。
エホバの証人がこうした場で発言することはあまりないと思います。会って話をすることが一番良いことだからです。私も今後投稿することはないと思います。大勢のエホバの証人の中の一人である私個人の責任においてこの投稿をしますことを申し添えておきます。
また、この投稿が不毛な議論の始まりになりませんようにと願います。阿修羅読者の皆様の良識を信じています。
あめぞもなー様にはすべて反論のような形になってしまい申し訳ありません。
他の板の減塩梅干の話など、大変参考になりました。これからも有益な情報をよろしくお願いいたします。
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