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京都新聞11月11日付朝刊記事より
米軍再編 反戦 食の安全
抗議行動、京で計画
日米首脳会談合わせ
ブッシュ米大統領と小泉純一郎首相の京都会談(16日)を前に、全国の市民
グループや環境団体が抗議行動や集会を京都で計画している。在日米軍基地再編
問題や米国産牛肉の輸入問題など、抗議の論点はさまざまだ。反戦団体はデモや
パフォーマンスで「戦争と基地強化反対」を訴える。
グローバルピースアクションやイラク市民レジスタンス連帯委員会など各地の
市民団体が呼びかけた集会は12日午後2時、京都市東山区の円山公園で開かれ
る。四条河原町を経て市役所前でデモを行い、沖縄・辺野古崎の基地建設反対、
イラクの米軍や自衛隊即時撤退を訴える。
「揺れるアメリカを考える」をテーマに、市民グループ主催の映画上映会は
14日午後6時半から、京都市下京区のひと・まち交流館で開かれる。イラクで
戦死した息子の「死の意義」を大統領に問う運動をしているシンディ・シーハン
さんのドキュメンタリー映画と、50万人が参加した今年8月のニューヨーク反
戦デモの記録映像を上映。藤岡惇・立命館大教授がブッシュ政権について講演す
る。
沖縄の海のジュゴンを普天間基地移設計画案から守ろうと、環境団体グリーン
ピース・ジャパンは14日、東山区の八坂神社でジュゴンの着ぐるみを登場させ
てアピールする。
「日米首脳会談反対!関西実行委員会」は15、16の両日、集会とデモを行
う。15日の集会は午後6時半から円山公園ラジオ塔前である。沖縄県のヘリ基
地反対協ら全国の米軍基地周辺の反対運動関係者や靖国訴訟の台湾人原告も参
加。約500人のデモ参加を見込む。16日午前10時にも京都教育文化セン
ターで集会を開く。
食の安全でも動きがある。京都食健連は16日午後零時半から、BSE(牛海
綿状脳症)問題で安全性が確認されないまま北米産牛肉の輸入を再開しないよう
求め、三条大橋東詰めで、牛の着ぐるみによるパフォーマンスなどで訴える。
http://www.kyoto-np.co.jp/
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