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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051111-00000032-san-int
【ロンドン=蔭山実】アフリカ西部のリベリアで行われた大統領選の決選投票で選挙管理委員会は十日、国連の女性職員、エレン・ジョンソン・サーリーフ候補(67)が開票率90%で59%の票を獲得したと発表、アフリカ初の女性大統領が誕生することが確実となった。最終確定にはなお数日かかる見通しだが、同候補は同日、勝利を宣言した。
サーリーフ候補は国連の元開発計画アフリカ局長。世界銀行のエコノミストを務めたこともあり、内戦で疲弊したリベリアの復興には適任との見方が強い。一九八〇年代には当時の軍事政権に反発して投獄された経験もあり、「鉄の女」とも呼ばれている。
リベリアは二〇〇三年八月に十四年間続いた内戦が終結。暫定政府が樹立され、今年十月十一日に大統領選と上下両院の議会選挙を実施。大統領選は過半数を獲得した候補がなく、サーリーフ候補と、元サッカー選手、ジョージ・ウェア候補(39)の上位二人による決選投票が八日に行われた。
(産経新聞) - 11月11日15時12分更新
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