現在地 HOME > 名前登録待ち板3 > 585.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン=吉田透】BSE(牛海綿状脳症)などと深い関連があるたんぱく質、プリオンが動物の尿の中にも存在することを、スイスのチューリヒ大学の研究グループが突き止めた。ヒツジなど動物の群れでプリオン原因の病気が広がる際に、尿が関与している可能性が出てきたという。成果は14日付の米科学誌サイエンスに発表する。
プリオンは哺乳(ほにゅう)動物の脳や脊髄(せきずい)などで見つかるたんぱく質の一種。何らかの原因で病的になった異常プリオンはBSEや人間のクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)などの致命的なプリオン病を引き起こすことが知られている。
研究グループは腎臓に慢性的な炎症を起こしたマウスが常に尿中にプリオンを排せつしていることを確認した。ヒツジのプリオン病として有名なスクレーピーについては、群れの中でなぜ異常プリオンの感染が広がるのかが長年不明だった。研究グループは病気にかかったヒツジの尿で餌が汚染され、他の健康なヒツジにもプリオンがうつる可能性があるとみている。 (07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20051014AT1G1303013102005.html
▲このページのTOPへ HOME > 名前登録待ち板3掲示板