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私は決して民主党支持者ではない。単に国盗り物語のゲームとして考えているだけである。ゲームは負けているのを逆転する策を考えるのが楽しい。
私が考える政治というものの方程式は、政治=(政局+政策)×世論であると見ている。小泉首相の才能を見ると政局感と世論喚起である。しかし、岡田前代表は政策のみに関心があり、しかも郵政に関して明確なスタンスを示せなかった。これでは政局も、世論も、政策も全てダメであった。はっきり言って政治家にならなかった方が良いと思う。
民主党が本気で権奪取を目指すのなら、国民の支持(決して迎合政策ではない)を得られ、そして自民党も乗らざるを得ないような法案を先に出すことである。その時、巨大与党の分裂を誘う政策が有効である。自民対公明の対立を誘ったり、あるいは自民党内を郵政でシャッフルしたような政策である。だから、昨日書いたように「何でも対案」ではダメである。この戦略に基づけば、私の頭のなかでも法案はすぐにでもいくつか出てくる。
その時肝心なのは、自民・民主に跨る松下政経塾の人脈が生きるやり方が必須である。すなわち、田中利益誘導型政治の後は、劇場型小泉政治、そしてクレーバーなイメージの前原の合理主義的会社経営型政治への転換への成否が大きな鍵を握っている。
利益誘導型政治⇒劇場型政治⇒合理主義的会社経営型政治、これである。
http://diary.jp.aol.com/tq86tbcgk8/
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