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勝谷誠彦の××な日々。
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2005/09/09 (金) 新人類よ団塊の世代よいざ闘いだ投票所へ行こう。
6時起床。これからの3日間は日本が更に利権談合共産主義者にしゃぶられるか一時は寒さに耐えてもそのあとノミシラミのいない新しい服をまとえるかの重要な選択の時間になるだろう。新聞各社の「自民党圧倒」はまだ甘い表現だと聞いた。
利権法華連合で300議席を超えると書いたのは一社だけだが他社でもほぼ同じ結果が出ている。しかし300という数字はあまりに刺激的なので避けているらしい。その一方で個別の選挙区では数千票のことでひっくり返るところが多い。つまり最後に投票行動を決める無党派の3割ほどが実に冒頭に書いたこの国の前途を決めるキャスティングボートを握っているのだ。
投票日の最後の2時間。小泉さんが投票日を1週間遅らせたことによる不確定要素と同時に先の改正で投票時間を伸ばしたことが意外な効果を産む可能性を孕んでいる。周囲の声に耳を傾けると大マスコミが拾いきれていない要素がまだあまりに多い。たとえば『ムーブ!』では京都の選挙区を舞台に福岡政行さんがオハジキを使った独自の民意調査を行った。「どこを支持するか」という一発回答のメディアによる調査ではなく人の心の揺れをも折り込んだ心理学を応用した調べ方である。それによると「何を基準に投票するか」では人物26%政党29%政策36%となっている。
これほど政策が重んじられていることは過去の調査ではなかったと福岡さん。小泉さんの郵政ホウレンゲッキョウが奏功しているわけだ。ところがその「政策」の中味で「何を重視するか」と聞いたところ年金や福祉などが多く郵政などワンノブゼムに過ぎない。今回の選挙を一点強調による白紙委任の「悪質リフォーム詐欺選挙」と称した私の論が数字でも裏付けられたわけである。催眠術にかかっている人々が投票行動に移る直前に正気に返り自分の中のこのバランスを咀嚼することを願うほかはない。もうひとつは都市部における20代30代と40代50代の意識の乖離だ。今回の自民党に吹いている「風」は前者の「恐るべき子どもたち」による。
「投票にいこーぜ」ではなくて最初から「小泉いいじゃん」と投票所に行くらしい。年収100万以下の連中が安定身分の公務員を切るという小泉さんへの共感とエセエリート臭紛々の松下政経塾上がりの民主党若手候補への反感から動いているのだ。ニートも引きこもりもその巣から出て投票に行くのだろう。税金も年金も払っていない非納税者が有権者としてこの国の運命を決める。
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