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先日「陪審評決」という本を読んでいると、24ページに、登場人物が財を築いた理由としてアスベスト訴訟が挙げられていました。
アメリカでは、1980年代から、アスベスト被害に対する訴訟が頻繁に行われ、賠償金が膨大な額になる等、社会問題となっているそうです。
最近アスベストのニュースを良く見かけます。
なぜ今の時期に、急にこのように大きく取り上げられ始めたのか、不思議な気もします。
「陪審評決」では、アスベストで財を築いたが、今は勢いが衰えた登場人物が、今度は煙草の訴訟で一山当てようと目論みます。
アスベストと煙草の問題には類似点があるようです。
また、アスベストの問題に煙草の問題が絡んでくる部分もあるようです。
アスベストと煙草で、健康への害がどちらが大きいか、というような比較はなかなか難しいところではありますが、疫学的には、だいたい同じという見解もあるようです。
もしそうだとすれば、煙草の健康への影響など微小であり、たいした問題ではない、と考える人にとっては、アスベストの健康への影響など微小であり、たいした問題ではない、ということになるのかも知れません。(煙草の場合、さらに、自ら望んで喫煙するか?受動喫煙か?中毒によるものか?といった問題もからんでくるので、さらに複雑なのですが)
新大阪駅のコンコースで、アスベストが40年間むき出しになっていた、というニュースがあったそうですが、それが問題であるとすれば、煙草を吸わない人も、日々、道端などで、受動喫煙の被害に遭っていると言えるのかも知れません。
私自身は、これまで受動喫煙の害については、それ程大げさに言うほどのこともないのではないかと懐疑的な見解を持っていたのですが、改めて考えてみる必要があるかも知れません。
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なお、このエントリを書くのにネット上の情報や意見をいろいろ調べました。
特に参考にさせていただいたページを以下にまとめさせていただきます。
リヴァイアさん、日々のわざ: アスベスト問題について
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2005/07/post_1e15.html
ヤースのへんしん: アスベストが新大阪に
http://ultrayas.cocolog-nifty.com/ultrayas/2005/07/post_dc4e.html
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