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埼玉県北にある人口10万の小都市Fで奇怪な事件が発生しています.
6月11日土曜日JRF駅北口前からまっすぐ国道17号に向かう通称駅通り
路上で午後5時30分ころ殺人事件が発生しました.地点は駅通りと電気館
通りの交差点付近で被害者は女性です.現場付近を歩行していた目撃者
の談※によれば「助けて,助けて」と大声で叫ぶ声が聞こえたので,振り向
くとK写真館の前に女性が血まみれになって倒れていて,辺りは血の海だっ
たとのことです.※(報告者が最初に伝聞した事件概要.風聞は諸説あり)
被害者は直ちに救急車でどこかの病院に運ばれた模様ですが,奇怪な
のはその後の警察の行動です.というよりもその前にこの事件がまったく
報道されていないということの方が重要かもしれません.つまり,この一見
単純な殺傷事件に関しなぜか厳重な「報道管制」が敷かれています.
以前同じ市内T地区でスナック経営のママさんが殺害された事件では,多
数の報道陣が押しかけテレビ・全国紙で一斉に報道されたことに比べると,
何とも異様な事態です.市街全域に配置された市の広報の拡声器も沈黙
したままです.普段ならひったくりが発生したくらいでもやかましく警報が出
されるのが通例なのですが.
私がこの事件を聞くに及んだのは,その日の午後6時半ころサイクリング
から戻るところでばったり出会った顔見知りのおばさんからです.この人
はやはり犬を連れて散歩に出ていたのですが,警察が道路を封鎖してい
る地点から少し離れたところで会った「事件を現場で目撃した女性」から
直接聞いた話として上記のことを語ってくれました.これを聞いたのは事
件発生直後のことなので情報として非常に信憑性が高いと思います.
このおばさんの話にやや不審を覚えるところがあったので,私はそれか
ら3時間半ほど経過した午後10:00頃,現場に出かけて見ました.聞いた
限りでは犯人はまだ逃走中ということだったのですが,警察は犯人逮捕
のための非常線を張るというより,むしろ民間人が現場に接近するのを
阻止するため辺り一帯を封鎖していると感じられる節があったからです.
駅前通りと電気館通りの交差点から北側の1区画はテープで遮断され,
その中に警察官が立って警護していました.私が目の前の警官に「何が
あったんですか?女性が刺されたって聞きましたが」と尋ねるとその警官
は「刺されたんですかー?」と大声で叫び,逆に「あなたはどうしてそんな
ことを知ってるんですか」と問い質されました.私はあわてて「いや,私は
人から聞いただけです」と答えるとその警官は「私たちは救急車が出てし
まってから現場に着いたのだが.事件の内容はまったく聞かされていな
い」と明言しました.そんな馬鹿なと思われるでしょうが,事実です.
私はこの警官にもう少し突っ込んで聞きたいと思ったのですが,近くにいた
その警官の上司と思われる人物がパトカーをテープの中に誘導し,その警
官の肩をたたいてパトカーに乗せると,即座にその場から立ち去らせてしま
いました.明らかに警察は現場警察官と市民がコミュニケーションするのを
避けようとしているように感じられました.私はその警官に「もし犯人が逃走
中なら一番大事な最初にしなければならないことは目撃者を発見すること
ではないのか」と尋ねたのですが,警察は実にその反対のことをしています.
本来なら「おばさんに目撃談を語った女性」などは救急車とパトカーが到着
するまで現場に居合わせたのですから,犯人像を含めて克明な調書を作っ
ていなくてはならないところ(おそらく逆に,危ないからあっちに行ってとでも
言われたのでしょう)何の質問も受けることもなく現場から離れたのです.
通りすがりの旧知でもないおばさんに声をかけてまで話したかったくらいで
すから,頼まれれば警察の捜査に大いに協力していたことでしょうに.
野次馬もまばらでしたが,現場に面している商店の人たちは家に閉じこも
って表に出ていないようでした.むしろその筋と思しき方々が入れ替わり
にちらちらと見受けられるのが目立ちます.周囲の商店街がシャッターを
下ろした中で5,6人の鑑識課員が作業しているのが遠目に見えますが,
あたりが既に暗くなっているので何をやっているのかよく分かりません.
そばの人に聞くとしきりに首を振りながら,何をやってるのかさっぱり分か
りませんね.あんなことを5時半ころからずっとやってるんですよ.とあきれ
たように言いました.道路の中央辺りにあまりきれいでない茶色のワゴン
車が停止し,何時持ち込まれたのか?道肩寄りに魚釣りのクーラーのよう
なものと,もう一つみかん箱程度のボックスが路上に並んでいるのがいか
にも不自然で,口々に「あれは何でしょう」などと言っているのが聞こえます.
鑑識と思われる白いワゴン車が3台も駐車しているので,県警総がかりと
いう感じですが,ようやく(5時間近く経過)巻尺が現場警官に手渡されて
距離関係の測定を始めたのには驚きました.巻尺を持ち込んだのはかな
り若い細身のズボンを履いた都会的な雰囲気を持った女性警官で私の主
観ですが,この人が現場を実質的に仕切っているのではないかというよう
にも見えました.(アメリカ映画に出てくる美人諜報部員をご想像ください.)
私は最初「K写真館の前」と聞いたのですが,鑑識が作業している地点は
それからかなり北に寄った位置で,N電気とS信用金庫の間はガランと空い
ています.この道路はもちろんアスファルトで舗装されていますが,私はそこ
に何箇所か水溜りのあることに気付きました.私は自転車で遠乗りしていた
ので,もしかすると局地的に降った可能性もあると考え,そばにいた人に,
「今日この辺りで雨が降ってますか?」と尋ねると「いや,まったく」という答
えが返ってきました.「あれを見てください」と水溜りを指差すと「ほんとおか
しいですね」と頷きました.隣の人に「この写真を取っておいたらスクープだ」
と言ったのですが,私自身カメラを持っていないので写真はありません.
夜の10時半ころ警察は待機していたレッカー車を中に誘導したので,事件
の関係車両を牽引して持って行くのだな,ようやく終わりかと思ったのです
が,そのようにはなりませんでした.遠目で見ているのでよく分かりません
が,レッカーで少し釣りかけた状態のままさらに何か作業を続けている様子.
これ以上見ていても埒が明きそうもないので,私はそのまま帰宅しました.
翌朝散歩がてらもう一度その現場に行ってみると,路面には当日鑑識課員
がオレンジ色のつなぎ(特攻服?)を着て腰に幅広のベルトを締めた20代
に見える人物をしゃがませて路面を指差させながら写真撮影(2,3カット)
していたあたり(鑑識課員が「何か」時間をかけてやっていたところ)に血溜
まりの痕が鮮明に残っていました.特に特徴的だったのはそのワゴン車が
停止していたところに,ちょうどそのワゴン車の輪郭に沿ってぐるっと縁取り
したように盛り上がった血痕が太い紐状に残っていたことです.ちぎれた肉
片のようなものは片鱗も見当たらず,どんな轢き方をしても絶対起こり得な
いような車体の輪郭をなぞって画かれたような謎の血痕図式.
この被疑者と見られる人物のオレンジの服装は夜目にも派手なものです
が,見覚えがあります.いつぞや地元X会系Y組組長Yが同組の経営する
居酒屋Zの店内で,これと寸分違わぬ服装をしていたのを見たことがあり
ます.組長は(多分)60代ですが,歳よりもずっと若く見えるので,夜目遠
目で20歳台に見えるということも十分有り得ます.もちろん替え玉というこ
とも考えられ,縁もゆかりもない第三者ということも有り得ますが,一介の
チンピラをかばうために警察がここまでやれるか?というところから推量
すると,(断定はできませんが)被疑者は組長本人であり,身柄は現在F
署が押えているという推測が今のところ最有力です.
ワゴン車の中央部辺りにも血溜まりがありました.路上にペイントされたこ
の生々しい地上絵は3日間白日の元に曝されていましたが,昨日(6月15
日)の雨できれいに流されてしまいました.使い捨てカメラを買うことも考え
たのですが,実行しなかったので残念ながらこの路面の写真もありません.
路面に画かれたこのシンプルな街頭美術(一言で言えばR付きの矩形)に
私が感じるのは,このような不条理極まりない仕事を押し付けられた鑑識
班員たちの踏みにじられたプロとしての誇りに由来する静かな怒りです.
私が現場を去ったときすでに事件発生から5時間経過しています.あの流
れではおそらく6時間は越えたことでしょう.このダラダラと続く鑑識作業は
誰の目から見ても熱の入らない時間潰しのようにしか見えないものでした.
今になってみると,辺りが十分暗くなり野次馬が散ってしまうのをひたすら
待っていたに違いないと思い当たります.野次馬はカメラもテープレコーダ
も持っていません.だからこそ,それらの「武器」を持った報道陣を締め出
す完全な報道管制が必要だったのです.
流布している情報を私なりに分析すると,警察は何らかの理由があって,
この殺人事件の被疑者を業務上過失傷害致死の微罪で放免しようとして
いると解釈することができます.関西系広域暴力団は当市でも着々と地
歩を固めつつあり,むしろ優勢に転じているという印象もありますので,そ
のパワーバランスが急激に崩れることを恐れてというのなら,ある程度頷
ける点もあり一定の説得力を持つようにも聞こえますが,法の番人であり,
執行官である警察が法を破ったのでは,お終いです.
もし,警察が白昼公然と市民の見ている目の前で証拠隠滅と捏造を図る
ことができるとしたら,一体市民は誰に頼んで身の安全を守ることができ
るというのでしょう?すでに日本は私たちの知らないうちに北朝鮮を遥か
にしのぐ無法警察国家に成り下がっていたのでしょうか?市の広報には
毎号「暴力団の被害にあったら泣き寝入りせず勇気を持って警察へ」と
書かれ,町のお偉いさんたちを集めて防犯大会などというのが大々的に
開催されますが,はばかりのないインチキということになってしまいます.
市警は言ってみれば外人部隊,その街の住人ではありません.警察が
市民の側に立っているのなら,勇気ある市民が敢然と立ち上がることも
期待できますが,そうでないのですからこの事件の解明はとても難しいも
のになると思います.しかし,何よりもまず最初に必要なのは報道です.
市民はそれに唯一の期待を賭けていますが,今のところ地方紙・全国紙
を含め一紙足りといえどもこの事件に触れたものはありません.人口10
万人のおそらくほとんどの市民の耳に届いたと思われるこの重大事件
が白昼堂々と闇に葬り去られようとしています.
報告者: 馬場英治(F市在住)
2005年6月17日
考察者Kさん:
あなたは本当に先見の明がある人です!
もしかしてこの一件の立案者ですか?
F市では全国に先駆けて公務員さん全て「完全休業」の法治国家感謝デ
ーモデル事業を実施しております.どうぞF市に一家おそろいで引っ越し
て来てください.近々近隣1市3町が合併して新F市が誕生することになっ
ていますが新しくF市民になられる皆さんもこの楽しい感謝デーをすぐに
祝うことができるようになりますから,お楽しみに.住民投票のやり直しを
考えるですって?とんでもない.これから仲良くしましようね.私たちの市
では最近ガーデニング普及のためのキャンペーンをやっています.え!
ご存知ない?もちろん庭に穴を掘って,それから後はご想像の通りです.
関西の地盤沈下ということがひときり話題になったことがありますが,
それとその地域を本拠とする広域暴力団の跋扈,県警の腐敗・癒着に
は自ずと連関があったと今になれば言えます.暴力の跳梁する街では
平和はおろか,正常な経済活動さえ息の根を止められてしまいます.
F市街はすでに十分と言ってよいくらいさびれていますが,ついに最後
の歯止めさえ失ってゴーストタウンの奈落に沈んでゆくのでしょうか?
あなたから見てあなたの住んでいる町がまだ「法治国家」の一部だとい
う確信が依然としてお有りなら,あなたは本当に幸福なお人と言えます.
できればそれが永遠に続くことを心よりお祈りします.一旦破壊される
とその修復がどれほど難しいかあなたにも想像はお付になるでしょう.
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