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★阿修羅♪
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沖縄の辺野古では、米軍基地建設・ボーリング調査が行われようとして、
現地の人が一年以上座り込みをして阻止しています。
その現地からのメールを転送します。
今までにもまして、現地は厳しい状況になっているようです。
辺野古の情報は以下のサイトもご参照ください。
「ちゅら海を守れ!!沖縄・辺野古で座り込み中!!!」(辺野古海上の報告がリアルタイムで更新されています。)
http://blog.livedoor.jp/kitihantai555/
ジュゴンの家日誌
http://dugong2003.fc2web.com/
シンさんの辺野古日記
http://diary5.cgiboy.com/2/henokonikki/
以下転送。
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へのこは今緊迫はしていますが、その中でもみんな必死にこの状況をなんとか乗
り越えようとしています。
私は２４日にへのこ入りをしたのですが、結局強行があるといわれた２１日は、
みんなの踏ん張りで押しとどめて、作業はほとんど行われていない状況でした。
ただ、２６日火曜の早朝、緊急の電話があり、へのこに駆けつけると、２をのぞ
く全てのやぐらが金網で覆われていて、中にはダイバーや作業員が入って、機材の設
置を行おうとしていました。急いでそのまま船から飛び込み、みんなで金網にへばり
つき、作業員の怒号が飛ぶ中、何人かは一番底のまだ金網を取り付けていなかった部
分から潜って中に入り、その時点であちらは作業をやめ、やぐらからはなれ膠着状態
が続きました。
話によるとどうやら前日座り込みの人がひきあげてから、こっそり夜９時ぐいら
いから作業を行っていたと聞き、今までの早朝から夕方までという座り込み体制は崩
されて、そのまま夜やぐらに泊り込むことになりました。それから、今まで昼も夜も
座り込みが続けられているのですが、少しでも気をぬくと、相手は見計らったように
襲ってくるので、なかなかみんなゆっくりと休めない状況です。
先週の日曜はさすがに日曜は作業はしないんじゃないかという思いがって、油断
してたころをつかれ、早朝から船をだしてきたため、また朝から飛び込んでとめるこ
とになりました。
また、次の月曜の夜やぐらに泊まる込むため、晋くんの船で向かっている時、作
業船が向かってきて、あちらが一歩早く第五やぐらに到着し、金網の入り口を蹴破っ
て入ろうとしたため、若者全員で飛び込んで、船とやぐらの間に入ってとめました。
私は船とやぐらの間に入ってとにかく作業員をやぐらにうつらせまいと、とめていた
のですが、あちらは、危ないですよー！と口ではいいながら、船をつかんでる手を引
き離そうとしたり、蹴ってきたりしました。何人かの作業員は、船がゆれて海に落ち
たりして、現場は騒然となりました。そんな中こちらの男の子が一人作業員を乗り越
えてやぐらの金網の中に入ったため、とりあえずあちらは作業は行わないことを宣言
し、そこで強行は終わりました。
ただ第五やぐらは他のやぐらと違ってそのドアと天井以外は全て金網でピッチリ
と覆われているので、守る分にはいいのですが、あっちにいったん入られたらとめら
れないので、それを考えると本当に怖かったです。間一髪で間に合ったからよかった
けど。
それからがほぼ毎日か一日おきにやぐらに泊まっている状況です。機材の上に
ウェットスーツのまま、ブルーシートをかぶって寝たりして、最初は体が痛くなった
けど、今は寝袋もあるし、なかなか住み心地がよくなってきました。海にいる方が長
いので、陸にあがると丘酔いするほどです。ただ、夜寝ていると、あちらの作業船と
海上保安庁の船がぐるぐるやぐらのまわりを回りながら、サーチライトを照らしてく
るので、なかなか寝られないこともあります。
とりあえず今は基本的にやぐらを無人にしないことを前提にして、朝、昼、夜と
ローテンションを組んで、交代してやっていて、最近は少しずつ交代体制もとれて、
うまくまわるようになってきました。ただ、限られた人数しかいないのと、船を運転
できる船長は数が少ないため、一日でもゆっくり休むのは難しい状況です。
この数日間でわかったのですが、とにかくあちらはこちらの体力、気力を消耗さ
せようとしています。みんなが無理をして疲れが出始めた時に、今度は台船で襲って
くるはずです。あちらの思い通りにならないように、できるだけうまく交代をまわし
て、休んだり、台船が来た時の作戦などをたてています。ただ、やっぱり現場はとめ
るのが精一杯です。宣伝や抗議をしてる余裕さえなかなかありません。平良夏芽さん
が言うとおり、今日もとめた。明日もとめる。ただそれだけです。
なので、とにかく今へのこで起きていることを伝える、そしてできるだけ多くの
人にへのこの事を知ってもらい、行ってもらう、ベタな話ですが、それがやっぱり本
土の人間に今求められていることだと思います。
もうこの闘いは本当は終わっていいはずなんです。アメリカも日本政府も新しい
場所を探しています。もちろんそれじゃ何も解決しないのだけれど、少なくとも今の
へのこは、防衛庁が自分達の面子のために半ば暴走ぎみにやっているだけです。だか
らこそ、そんなもののためにあの海を壊すのを絶対に許してはいけないと思います。
あとひと、ふた踏ん張り！自分にできることを今やりましょう。
あと、世界を変えることについて...私もそう思いますよ。ただ前はそう思ってま
せんでした。何をやってもこの大きな流れには逆らえない、そのまま知らないふりを
して、気づかないふりをしている方が楽だと思っていました。ただへのこと出合って
それが変わりました。へのこには自分が今まで出あったことのなかった、かっこいい
大人達がたくさんいました。そしてかっこいい若者も。外見じゃない、言葉だけじゃ
ない、生き方として人を説得できるものがある人が、世界を変えることができるんだ
と思いました。ただ、それは今日明日ですぐ革命的に変わるものではない、長い、苦
しい、小さな、地味な積み重ねがあってこそ、重みをもって人を説得するのだと感じ
ます。自分に正直に素直に生きること...言葉では簡単ですが、実践するのは非常に
難しい。みんなどこかで自分をごまかして生きているから。そしてそれは、とても勇
気のいることなんだと思います。私は、まだまだできていないけど。それを乗りこえ
てきた人がへのこにはたくさんいます。そして、へのこを通して、そんな人が世界に
もたくさんいることを知りました。そして、私もそんなかっこいい大人になりたいと
思ってます。
答えになってるかわかんないけど。ではまた。Ｋ
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