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この本の紹介を自分の息子が一流企業で就労しているが、労働条件、実態を知らない親がいると言うことを聞き、この新書を紹介していきます。詳細は、この本を読んでください。
この本には、主にキャノン、松下、クリスタルを主に記事対象にしているが、取材は広範囲に及んでいる模様です。また、この特別チームが、何故新書で出したかもご考慮して読んでもらいたい。
この本のあとがきにこう記載してある。2006/4/1に深い取材によって社会的な問題を発掘しますということで政治部、経済部、社会部出身の記者が、題材を検討したことから始まったということだそうです。偽装請負という言葉は、この時点でも記者にとっては初めて聞く言葉であったようだ。
以前、朝日新聞では、AERAの記者、東洋経済新報社でもクリスタルグループなどをとりあげていた。しかし、新聞記事としては、これだけ大掛かりな記事ははじめてであったのでしょう。ただ、一番初めにこの偽装請負の事件を報じたのが、読売新聞であったということですが、追求をすることなく忘れ去られたようです。
朝日新聞の声の欄にある投書が寄せられた。以後引用です。
《私の息子は、24歳。いろいろな一流企業の工場に勤めてきたのですが、なぜかいつも短期間でクビになってきました。私は息子を責めました。息子は、『いくらがんばっても認められない。働いても希望が持てない。』とすっかり自信をなくし、最近はうつ気味になってしまいました。息子が一生懸命働いているのは私も知っていたので何か変だと思いました。今日の記事を見て、合点がいきました。企業は若者を使い捨てにしてきたのですね。私は息子を責めたことを後悔しました。この記事のおかげで、少しでも人を大切にする企業が増えてくればいいと思います。いい記事ありがとうございます。続報を期待しています。》
この偽装請負特に製造業においての偽装請負を本腰で取材、記事化してくれたことに偽装請負の犠牲者の一人として感謝いたします。この本の内容を紹介しながら私の意見をここで取り上げられた企業とは別に付け加えていきたいと考えています。
http://gikou89.cocolog-nifty.com/blog/cat12377157/index.html
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