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小野寺光一氏は中越地震は闇の機関による地震兵器によると声高に繰り返している。この地震兵器は米国・国防省が開発研究するHAARPの一部だという。
超能力を積極的に認めたがる人達は「科学では解明できない現象があるのだ」と言う。一方、地震兵器を認めたがる人達は「現在の科学技術では、とてつもないことが可能になっている」という。両者の論方は、科学についての両極端を論じているかのようである。しかし、どちらの議論も、科学への無知、過大評価が根底にあり、結果として自然現象への見方・接し方で人を惑わせている。
人工地震とは、爆薬等を用いて、人為的に地盤に振動を引き起こさせる事を言う。
人為地震とは、地球が自らの内に蓄えたエネルギを、人が何がしかのきっかけを与えて、人為的にそのエネルギを開放せしめるものである。
誘発地震は、水、電流などを地中に注入する行為が、結果として地球内部に蓄積したエネルギの開放をもたらすもの。
先の中越地震については、誘発行為があったか否かの議論については、学問的に検討する価値があるが、それが人為地震であったとすることは、はなはだ科学的でない。
小野寺氏の議論は上記3つの地震の理解に救いがたい混同がある。そもそもHAARPは電離層を使った電磁エネルギの増幅手法であった、地震とは何の関係も無い。実際、関連WEBでも地震を科学的に関係付けた記述は、オーム集団の実験を除けば皆無である。
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