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12日の米株式相場は大幅続伸。ダウ工業株30種平均は前日比283ドル86セント高の1万3861ドル73セントと、6月4日に付けた過去最高値を上回った。上げ幅は2002年10月15日以来の大きさ。ナスダック総合株価指数は同49.94ポイント高の2701.73と、01年2月1日以来の高値で終えた。米小売最大手のウォルマート・ストアーズの6月の売上高が好調だったうえ大型M&A(企業の合併・買収)が発表されたことが相場を押し上げた。
S&P500種株価指数は28.94ポイント高の1547.70と、過去最高値を更新した。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は午後4時までの通常取引で16億6700万株(速報値)。ナスダック市場は22億6987万株(同)だった。
ウォルマートが発表した6月の既存店売上高は市場予想を大きく上回った。ウォルマート以外の小売各社が発表した売上高はほぼ市場予想に一致。エネルギー高の悪影響が懸念されたほど大きくなかったと見なされ、市場の安心感を誘った。
また英豪資源大手のリオ・ティントが、カナダのアルミ大手アルキャンを381億ドルで買収すると発表した。アルキャンに買収を提案しているアルコアとの買収競争に発展するとの思惑もあり、株価の押し上げ要因になった。
来週から本格化する企業の決算発表への期待も根強く、株価はじりじり上げ幅を拡大。この日の高値圏で取引を終えた。ダウ平均を構成する全30銘柄、業種別S&P500種のうち全十業種がそろって上昇した。フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は2.9%上昇し、昨年3月以来の高値を付けた。
アルキャンが急伸。アルコアは買収対象になるとの思惑から6%超上げた。ウォルマートが上昇。既存店売上高が予想を上回ったJCペニーが大幅高。決算が市場予想を上回った地銀のM&Tバンクが高い。
半面、既存店売上高が予想を下回ったメーシーズが下落。リオ・ティントの米預託証券(ADR)は下落した。
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