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(回答先: 国民的には少数派になりつつある事大主義的支配層の判断が見えるので拾っています:他のリソースは他の方にお任せ(本文なし) 投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 22 日 01:44:22)
「同意できる情報」と「参考にできる情報」との区別が付かない人が多いのです。幸いなことにあっしらさんは大丈夫だったようですね。
>私は、CIAそのものの言動だって参考にしますよ。
これはどっかに書いてあった、あっしらさんの書き込みの一部です。これも同じですよね。
でも、こういうことを言うと「CIAの味方をするのか!」とか叫く人が続出する始末。どうなってんのさ。別に良いけど。
−−−−ここから超余談−−−−−−−−−−−−−
これも、あっしらさんの書き込み。
>ネット源泉の情報が増幅される「陰謀」話があれこれ書かれていますが、それがどうしたの?というだけですね。
カナメの勝手な予想、というか感覚的には3年くらい前までは攻殻機動隊2ndのような人工的な動きが見えてたけど、今は1stのようなコアがあるんだかないんだか、よくわかんない集団的無意識の動きになっている。
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タダオサム・ダイアリー (沖縄発、社会学者 多田治のHP)
http://d.hatena.ne.jp/tada8/20051006#p1
青土社『ユリイカ』10月号
即買いました。テレビ版の監督・神山健治さんが、東浩紀と対談、上野俊哉と往復書簡をしているのがとっても面白い。特に面白いのは、東さんと上野さんの視点の差異で、東氏はテレビ版のファーストの方を評価しているのに対し、上野さんはセカンドを評価している。社会学的にも、実に注目すべき議論です。
具体的に書いておくと、東は、バーチャル時代の身体とコミュニケーションの問題を、鋭く突いている。(そこで難しくなってくるのは、戦争の描き方の問題である。)バーチャルな世界の不確かさ・不透明さに耐え切れないがゆえに、「なまの、即物的なリアル」「身体性の回復」「フィジカルな快楽」「実効性」などに飛びついてしまう、ということがある。東は、映画版「攻殻機動隊」「イノセンス」などの最近の押井守が、この傾向へと退潮してきたことを、厳しく批判している。テレビ版セカンドも、「国家・戦争といった『リアル』なテーマを扱った」という図式へ退潮してきたのではないか、ということを指摘している。
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Unus Mundus Network - まだまだ囁きが足りないなぁ
http://d.hatena.ne.jp/entartete/20051001#p1
『ユリイカ』10月の東浩紀は、今日の戦争がもはや「国家」対「国家」の戦いではなくなりつつある、と纏める。確かにアルカイダなどのテロは、意思決定機関があってピラミッド状の組織で動いてるわけではなく、何となくメッセージを出すと世界各地の不満を抱いてる人が自然発火して起こる。毎日が「終らない非日常」であるから、例えば、かつてであれば戦地からの手紙は文学になったのに今は・・・という東の指摘は全く正しい。そういう点で、近未来の公安活動を描いた『攻殻機動隊』は『SAC』の方がリアルかもしれないが、『2nd GIG』も、裏で「釣ってやるぜ」みたいな2ch的陰謀論を地で行くキャラがいる点で別種のリアルさがある。
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今現在は2ndから1stへの過渡期なんでしょう。といっても移行したということじゃなくて、3年前よりかはネットが分散化して一つ一つのパイが少なくなったから“可視化できなくなっただけ”、かな。これはこれは重要な話で、2ndだったら可視化できるから、まだマシな対応ができるけど、1stっぽくなって来ると、なかなか難しい。
2nd的な仕掛け人はいるのに可視化しづらい。3年前との違いです。それを前提に考えたほうがいいんでしょう。
「そんな基礎情報わかってるよ」と言うかもしんないけど、わかってる人は少ない気がする。新潮に検察リークが載って「うおっ!辻元ってこんなことやってたのかよ!」って目からウロコになる奴とかがまだいる(^^;)あっしらさん的に「それがどうしたの?」というまともな反応をする人もむしろ少数派だと思う。だから一連の「陰謀」分析は大変重要。軽視はしないほうがいい。
「集団的無意識」というのが一つのキーワードのような気がします。
ネットというのは凄く情報が早くて、コピーがどんどん増殖していって、オリジナルの情報は何なんだか謎になって来ます。オリジナルを批判してるつもりが、コピーを批判しているに過ぎないとかいう事態もよくある。要注意。