現在地 HOME > 昼休み5 > 630.html ★阿修羅♪ |
|
英テロ首謀者を特定 英紙報道
アルカイダと接点
【ロンドン=岡安大助】十四日付の英紙タイムズ(電子版)は、複数の公安筋の情報として、英警察当局がロンドン同時テロを計画した首謀者を特定したと報じた。米国に潜伏する国際テロ組織アルカイダ支持者らとのつながりがある英国生まれ、パキスタン系の三十代の男という。
男は六月に船で英国へ入国し、テロ前日の今月六日に出国した。この間に英中部リーズを訪れてテロ実行犯四人と会い、リュックサックに入れた爆弾の起爆方法を指導したほか、地下鉄の下見をしたとみられている。
また同紙によると、首謀者とは別のパキスタン系の男がテロ当日の七日朝、実行犯四人とともにロンドン北部のルートン駅ホームの監視カメラに写っていた。警察はこの「第五の男」が現在、ロンドン地域に潜伏し、新たなテロを起こす恐れがあるとみて、行方の捜査に全力を挙げている。
このほか、実行犯のうち最後まで身元が分からなかった四人目が、リーズに住む三十代前半の男であることが判明したという。
英BBC放送は十三日、警察が実行犯四人に次ぐ五人目の容疑者の行方を追っていると報じたが、タイムズの伝えた首謀者や「第五の男」との関連は不明。
一方、警察当局は十三日夜、テロ防止法違反容疑でロンドン北西部バッキンガムシャー州エイルズベリーの民家一軒を家宅捜索したが、新たな逮捕者はなく、爆発物も発見されなかった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20050714/eve_____kok_____000.shtml