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<旧車会>”大人の暴走族”全国34県に200以上 警察庁
旧式のオートバイや車を改造して集団走行する「旧車会」と称する違法グループが全国34県に200以上あることが警察庁の調べで分かった。暴走族取り締まり強化月間(6月1〜30日)中には、宮城、高知両県警が道路交通法違反で計9件7人を検挙した。警察庁は「新たな対策の検討が必要」と話している。
旧車会は、80年代後半に製造されたオートバイや車の愛好家が、ツーリングなどを目的に雑誌などで仲間を募った団体の総称。暴走族OBらが「旧車会」を名乗ったり、違法走行を繰り返すケースもあり、今回違法集団としては2000人以上のメンバーが確認された。強化月間中、高知県警は約130台が参加した旧車会の集会で車線のはみ出し走行などを行ったとして7件5人を検挙。宮城県警は、クラシックカー愛好家のイベントに整備不良の車両で乗りつけた2人を検挙した。
一方、04年中の暴走族の構成員数は1万8811人で、00年(2万7764人)に比べ3割以上減少していることが警察庁のまとめで分かった。19歳以下の少年の大幅な減少が理由。成人は8500人前後で推移しており、「高齢化」が進んでいる実態が浮かんだ。【河嶋浩司、赤間清広】
(毎日新聞) - 7月14日15時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050714-00000063-mai-soci&kz=soci