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知床、世界自然遺産の登録決まる
【ダーバン(南アフリカ)=石原健治、加藤賢治】南アフリカ・ダーバンで開かれている「国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)」の第29回世界遺産委員会で、14日午前(日本時間同日午後)、北海道・知床の世界自然遺産への登録が決まった。
国内の自然遺産は、屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森、秋田県)に次いで3件目。海洋を含んだ自然遺産は、知床が初めてとなる。
世界遺産委員会は、10日に開幕したが、危機遺産の論議などで審査日程はほぼ1日遅れていた。
今回、各国から推薦された遺産候補は自然遺産13、文化遺産34、複合遺産4の計51件。知床の新規登録は、登録開催国の南アフリカが議長となり、日本を含む21か国のユネスコ大使が審査した。
知床については、自然遺産の審査機関である国際自然保護連合(IUCN)の評価書を元に審査。海洋保護の強化やダムの改善を含めたサケ科管理計画の策定を要求し、2年後に調査団を現地に招くことを要請した上で登録を決めた。登録地の面積は、沖合1キロまでの海域を含み5万6100ヘクタール。
(読売新聞) - 7月14日18時52分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050714-00000012-yom-soci