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ガス室がなかった、とすれば、どういうことになるか。
まず、ナチスは罪のない人間を無差別に殺害した事実がない、ということになる。
この時代、アメリカの日本人も敵国民族である、ということで強制的に収容所に
入れられている。つまり、規模うんぬんなどは別にして、その行為自体、とりわけ
残虐である、ということはいえなかった、ということである。
次に、あげられるのは、彼らはなぜ死んだのか、究極的に誰が殺したことになるのか?
ということだ。ガス室がなかったとすれば、ほかに死因はあるはずである。
病死?いや、そんなたくさんの人が病死したとは少し考えにくい。
衛生面の過度の悪化は、そこにいるすべての人に影響するし、収容所の運営自体が
困難になる。私が写真や映像で見たことがある彼らは、生きている人も含めて、
まったくの骨と皮になっていた、ということだ。
つまりは、栄養失調で餓死した、と考えるのが適当と思われるのだ。
そうすると、そういう状態がどのように生み出されたかを、考える必要がある。
戦況の悪化で、ドイツ軍が収容所に食料を送らなかったからだろうか?
その可能性もないとはいえない。しかし、今までの流れから、ガス室がなかった
という視点、国際金融家たちがヒットラーを支援していたという事実、
アウシュビッツの悲劇が、イスラエル建国の大きな原動力になった事実を考えると、
意図的に仕組まれた、大量餓死、という可能性も出てくるのではないだろうか。
つまり、戦勝国の面々が、戦争が終結し即収容所の開放することを遅らせて、
収容された人々が大量に餓死するタイミングまで救済を遅らせた上で、
収容所に向かった可能性だ。または、戦況がおおむね決して、地域の道路網を支配した段階で、
収容所への食料の運搬を意図的に遮断し、戦争終結のころには、大量の餓死者が生まれていた
ということも考えることができる。
つまり、アウシュビッツの悲劇の加害者が具体的に手を下した真犯人そのものが、
実は、被害者の仮面をかぶっている、善意の仮面をかぶって、ナチス、ドイツに責任の
すべてを押し付けている面々である、という可能性も高いということだ。
ナチス、ドイツがしたことのすべては、彼らを収容所に入れたことだけであり、
それ以上でもそれ以下でもなかった、ということだ。
極論すれば、アメリカ、と同じことをしただけのドイツは、戦略的大量殺戮を行った
人間によって、その罪をすべて押し付けられて、現在の戦後体制が形成されてしまった
ということだ。ホ口コストに関しては、無実のドイツにすべてが擦り付けられ、
真犯人は、ことさらにドイツを非難し、今もあちらこちらで大量殺戮を繰り返している、
ということではないだろうか。