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「対抗言論のページ」より転載
NT 163 2005/3/26 08:53:46
投稿者: kiyu
発言録特別編 -- 木村愛二氏とのガス室論争
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/
歴史的事実に関する記憶を抹殺し、過去をねじまげようとしているのは、何も日本の右派勢力ばかりではありません。欧米には、「リビジョニスト」を自称する人々 -- ホロコーストに関する歴史の「見直し」を主張する勢力 -- がいます。驚くべきことに、彼らは膨大な証拠、証言に基づいて既に繰り返し検証されてきた明白な歴史的事実である、ナチによる組織的ユダヤ人大量虐殺(とりわけその象徴としての殺人用ガス室)の存在を何とかして否定しようと、執拗な試みを続けています。
日本でこれらホロコースト否定論者の言説を輸入・宣伝している人物としては、あの「マルコポーロ事件」の西岡昌紀医師が有名ですが、同じようなことを行っている人物としてもう一人、「フリージャーナリスト」木村愛二氏がいます。この木村氏は、『マルコポーロ』に西岡氏の問題記事が載るよりも早く、『噂の真相』1994年9月号に『映画「シンドラーのリスト」が訴えた“ホロコースト神話”への大疑惑』なる記事を書いており(ただし、このときは媒体がマイナーだったせいかほとんど問題化せず)、その後も『アウシュヴィッツの争点』なる本を出版したり、彼を批判した『週刊金曜日』の本多勝一編集委員と執筆者の梶村太一郎氏、金子マーティン氏を名誉毀損で訴えるなど、この分野では「大活躍」を続けています。(この裁判はその後木村氏の敗訴で終結しました。当然の結果ですが。)
ホロコースト否定論などというものは、相手の無知に付け込んで白を黒と言いくるめようとする醜悪な疑似科学・似非歴史学の寄せ集めに過ぎませんが、私にとってはもともと畑違いの分野ですし、私と西岡氏や木村氏との間にも何ら接点はありませんでした。ところが98年5月、私が長らく購読してきたamlというメーリングリストにこの木村氏が参加するようになり、さっそく「ホロコーストはシオニストがでっち上げたデタラメだ」といった類の記事を流し始めたのです。しばらくは静観していたのですが、なかなか正面からの反論が現れないため、やむを得ず10月半ばに私が反論記事を投稿し、その結果amlおよびamlに付属する議論用MLであるaml-stoveにおいて、私と木村氏との間で論争を行う結果となりました。
以下に、この論争の記録を公開します。木村氏が素直に結果を受け入れるかどうかはともかく、客観的にはもはや結論は明白でしょう。幸いなことに、今回は木村氏との合意により、氏が投稿した記事も一緒に掲載してよいことになりましたので、論争の全過程を完全な形で示すことができます。更に、木村氏のホームページとの間の相互リンクも実現できました。(このページには、私と木村氏の他に、掲載許可を頂けた山崎カヲルさんの記事をも掲載しています。)
新たな事故隠し、三菱ふそうに立ち入り検査へ 国交省
NT 164 2005/3/26 17:05:36
投稿者: 大村夢二
三菱ふそうトラック・バスが、リコール(無償回収・修理)を届け出た大型トラックのサスペンション部品の欠陥を巡り、届け出後も不具合や火災が続出しながら国土交通省に届け出を怠っていた問題で、同省は、道路運送車両法に基づく立ち入り検査を近く実施することを決めた。火災や不具合の報告を求められた同社は、半年にわたって詳細な説明をしていなかった。同省は、事故隠しの疑いが強い上、現経営陣の下で起きたことを重視し、関係者から詳しく事情を聴く。一連の欠陥車問題に今月末で区切りをつけようとしていた同社と、乗用車の三菱自動車の再生シナリオに影響が出るのは必至だ。
http://www.asahi.com/national/update/0326/TKY200503260178.html
地域通貨の話題は既出でしょうか
NT 165 2005/3/27 12:30:01
投稿者: ブルース好き
経済は全くのドシロウト(美術学部だったので)なのですが、
現状の突破口の一つとして、「地域通貨 (community currency)」の話題は既出でしょうか?
世界の通貨取引の95%を占めるといわれる「投機的金融取引」に対抗する手段の一つです。
地域通貨の特徴として、以下のようなものがあります。
1. 住民やNPOなどが主体的に目的を決め、独自に発行できる。
2. 特定地域(参加者間)でしか使えないため、地域の購買力を域内に留める効果がある。
3. 金利が付かず(使わないとマイナスになることもある)、円やドル等の法定通貨と交換できない為、投機が不可能。
4. 市場経済では成り立たないボランティア活動や主婦の家事、老人の人生経験を生かした活動なども交換対象に出来る。
関連リンク
http://www.ccsp.jp/
http://www.earthdaymoney.org/
http://www.geocities.jp/nerido2000/