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(回答先: 不快に思っている人がいる以上、一定の配慮は必要である。 投稿者 kaname 日時 2005 年 8 月 02 日 19:45:35)
このサイトの性格ですが、私としてはここは第一にオルタナティブなサイトだと思っているのです。北朝鮮が大失敗して日本社会で左派が衰退し、2チャンネルがメジャー化して(組織書き込みもあったのでしょうが)メジャーとしては当然のこととして社会の右傾化を反映するようになってからここがオルタナティブではなくて左派サイトだと思っている人もいるようですが。
そこで、PCなどの左派的伝統から来たキーワードに頼った言葉狩りの問題が浮上しているのでしょうが(以前は気にする人は少なかったと思います)、これはサイト内の話のバラエティを減らす元だと思って私としては望ましいことには見えません。
例えば石原慎太郎が「シナ」を連発する理由を考えてみますと、
5〜6割は「確信犯的に叫く(sic.喚く?)バカ」的要素であることは彼の普段の言動から間違いないことですが、
4〜5割は「私は現在の人民共和国政府を認めないから、歴史的または地理的な呼称であの地域を呼ぶ」という政治的思想の表明にも聞こえるのです。
ちょうど、ミャンマー連邦政府を認めない国の人々が主要民族および歴史的な呼称である「ビルマ」を使用しているようなものですね。
「確信犯的に叫く)バカ」については、その用語を普段の用語にしてしまって少なくともこのサイトでは軽蔑的な意味が確立しない、という条件を作ってしまえば減るでしょう。
相手の人が不快に思うことは避ける、という要素については、モンゴルを蒙古と呼んだりしている中国の場合には保留されていても不思議ではないと思います。ここらへんは漢字の「支那」の話ですが、ここも個人の自由にまかせたいところですね。なお、この点についてはモンゴル人に意見を聞いてみなければわかりませんが、知り合いにはいないので実際に不満を抱いているのかは不確かです(領土は一部占拠されているので、不満があることは間違いないでしょうが)。(前科としては和を倭、ヤマトを邪馬台などと呼んでいるじゃないかという「支那」派の説も見たことがありますが、これについては、現代の悪口が「倭奴鬼子」ではなく「小日本鬼子」と改善されているようなので、もう触れるには値しないと思います)